
暑い暑い夏が来ましたね。
猛暑日ともなると、日中外に出るのが怖いくらいです。
そんなハードな日が続くかと思うと、少しテンションが下がりますね。
夏の身の振り方について考え直さなければいけないのかなぁと思う今日この頃です。
しかし暑いものは暑い。
文句を言っててもしょうがないので、今日は【せっかくの夏を愉しむマインド】について書きます。
季節と共に生きることの愉しさを見つけ、日々の幸せを感じてみて下さい。
目次
【夏の愉しみ】季節と共に生きる生活のススメ。
まず、今年私が感じた夏の幸せを箇条書きします。
- とうもろこしご飯にシソの葉を散らして食べる
- 夕方サンダル履きで散歩に行き、涼しい風を感じる
- 蚊取り香(海の香り)をたいて夜風にあたる
- やまもものジュースを炭酸水で割って飲む
- 洗濯物がよく乾くので毎日洗濯
- 早朝ヨガ。朝の汚れていない空気を感じとる
- 髪を切り、夏モードに切り替える
- ファッションを楽しむ(袖なし・夏色の服・ペティキュア)
- 夏野菜を食べる(ゴーヤ・冬瓜・山椒・なす・枝豆)
- フルーツのみずみずしさ感じる(ブルーベリー・桃・スイカ・冷やし梅)
- キンキンに冷やしたアイス珈琲を作る
- 夏のスポーツ中継で熱くなる
- 金曜ロードショー(ジブリ映画)を観る
- ひぐらしの声を聞いて風情を感じる
みなさんはどうでしょう?
何か共感する事、または思い出した景色や感覚はありましたか?
どれもほんの些細な事だけれど、この季節じゃないと無いことです。
私はこの小さな事柄を楽しみにしながら、夏を過ごしています。
▽季節を楽しむことは人生を充実させること
夕方の涼風や蝉の声、夏空と入道雲や風鈴の音色など、
自然の景色に趣や味わいを感じる心というのは、日本人独特の感性なのかもしれません。
質素で簡素な様にも「美しさがある」「風情がある」と思う美意識を私はとても気に入っています。
なぜなら、侘び寂びの美意識は「知足の心そのもの」だと思うから。
自分が足りている・満たされていると知っているからこそ、自然のままの風景を美しいと感じられるのです。
例えばもし自分が、海外旅行に行き、ホテルのプールでリラックスして、豪華な食事で贅沢を尽くさないと気が済まないような、
豪華絢爛な事だけにしか幸せを感じられない感性で生きていたら、とても大変だろうなと思います。
和の心で季節を愉しむ意識が、何気ない毎日を静かに充実させていると感じます。
▽二十四節気と共に自分を見つめる
日本には春夏秋冬と、さらに季節を六等分にする二十四節気があります。
二十四節気を追っていると約2週間ごとに季節の移り変わりが感じられます。
ちょうど記事を書いている今頃は、大暑(2025/7/22)。
一年で一番暑さが厳しく感じられる頃であり、土用の丑の日・体力をつける為に精のつく鰻を食べる習わしがあります。
シンプルに季節の風物詩や習わしを知るだけでも楽しいのですが、
私が薦めたい『季節と共に生きる生活』とは、
常に変化する気候に意識を向け、常に変化している自分を観察する生活。
気候と同じように、体調やメンタルも毎日微妙に変化していくモノです。
特に女の人はホルモンバランスにも左右されるので、いつも揺れている船に乗っているようなモノ。
常に変わりゆく自分の体調や気持ちを無視していると、
無意識にストレスが溜まり、謎の不調(不定愁訴)を招いてしまいます。
不調がずっと続けば、そのうちに自分のやりたい事もわからなくなってしまうでしょう。
自分の健康と幸せを見失わない為に、
私はいつも季節と自分の体質を意識して、食べ物や生活スタイルを微調整しています。
薬膳やアーユルヴェーダの勉強をしていると必ず季節ごとの養生が出てくるので、それを参考にしています。
夏になったら夏野菜を食べ、土用の時期に鰻を食べる事は東洋医学的にもすごく理にかなっているのです。
ご興味あれば、ぜひ調べて実践してみて下さい。
▽まとめ
- 季節ごとのポジティブな要素、些細な楽しみを見つけよう
- 日本人の心・和の美意識には人生を豊かにする心構えがある
- 季節の移り変わりと共に自分の変化にも目を向けよう
日々の忙しさにかまけて、季節を感じる心の余裕を失っていませんか?
自然を眺め、自分の感覚に耳を傾けて、
『季節と共に生きる生活』を愉しんで欲しいなと思います。