
- 人と上手くいかない
- 仕事が上手く行かない
- 不運な出来事が続く
今回はストレスや不満が溜まり、気持ちが暗くなったり、
ネガティブになってしまっている人に向けてのメッセージです。
自分ではコントロールできない何か外的要因によって困難な状況になったとしても
それをプラスに転じ、乗り越えていく鍵は必ず自分の中にあります。
いつも不満を抱え、愚痴ってばかりの日々が嫌だなと思う人はぜひ読んでみて下さい。
目次
『自分を苦しめているのは自分』
私は自分の性格ゆえ、または職業ゆえに人の話をたくさん聞きます。
仕事でもプライベートでも、悩み・不満・心配事の聞き役になることが本当に多いのです。
日々人の話を聞く経験の中で、いつも感じることがあります。
それは「その人を苦しめる何かの本質は、その人の過去の判断・日々の行動・考え方に起因している」と。
なぜそう思うか?根拠を書きます。
◆選んできた道の先にある今
今年日本は戦後80年を迎えます。
戦時中は自分の意思とは関係なく戦争に行かねばならなかったり、結婚や離婚も自分では決められなかったり、今とは全く違う時代でした。
しかし世の中は変わり、現代を生きる我々はどうでしょう。
- なんの職業に就くか
- 誰と結婚するかしないか
- 子供を産むか産まないか
全部自分で選択してきた道の先に今の状況があります。
私たちは自分で生き方を選択できる幸せな時代に生きている。という事がまず大前提です。
◆未来は選べる
選んだ仕事が合わなかったなら、勉強し直して職を変えることができる。
選んだ相手と合わなかったら、離れてまた一人からやり直せばいい。
子供は途中放棄できないので、成人するまで世話する責任がありますが、それは一生涯ではありません。
今進む道に不満がありながら、状況を変えられないのは
リスクをとることができない臆病な自分
努力をすることができない怠惰な自分
この自由な時代において、あなたの行動を制限しているのは他人ではなく自分自身です。
私は人の臆病さや怠惰さを全否定したいのではなくて、
今の状況・自分が変えられないならそれを受け入れて、
今できることの中で楽しみを見つけ、明るく生きて欲しいのです。
文句や愚痴の中に、未来が変わる希望はありません。
◆“変わりたい人”がやるべきこと
もし、変わりたい!未来を変えたい!と強く思うならば、始めにできることを4つ書きます。
①体調を整える
何を考えるにもまず健康な体が資本なので、最初に見直すべきは体調。
なんとなく感じている不調を後回しにしていませんか?
悪しき習慣を見直したり、気になるなら病院で診てもらったり、最低限の健康診断は受けておくことをお勧めします。
②思いをアウトプットする
自分の奥底の本当の望みを、心の中だけで掴むのは難しいので、
人に話したり、ノートに書いたり、外に表現する事で自己理解が深まります。
それも一度で終わりじゃなくて定期的に。
望みは自分の成長と共に変わっていくので、常に自分と向き合う作業は必要です。
③周囲を観察する
自分自身を客観視するのが難しければ、周囲の人を観察してみましょう。
自分の周りにいる人達は自分の鏡のようなモノで、自然と似たようなタイプの人が集まります。
相手の嫌な部分はもしかしたら周囲から見た自分の姿かもしれません。
周りの人が好きになれない時は、環境を変えて自分が変わるべきタイミングなのです。
④心からリラックスする環境を作る
好きなこと・趣味に時間とお金を使いましょう。
人は心からリラックスできる環境に居て、初めて良い発想が生まれたり、その人らしさが出てきます。
自分の心が解放できる環境で充電すると、心だけでなく体調にも良い変化があるはずです。
◆希望を持って生きる
『自分を苦しめているのは自分だ』なんて、
一見厳しく聞こえるかもしれないけど、逆に捉えれば「希望のある言葉」です。
自分を苦しめるのが自分なら
自分を楽にするのも自分。
「なんでも選べる自由がある」とはつまり「その選択」に責任があるのです。
意志を持って選択し、行動を変え、努力すれば、人生はどんな場所にも拓けます。
自分次第で道が拓ける人生を謳歌しましょう!