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「物価高≠リスク」消費に頼らない幸せを。

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2022年の春。世の中は値上がりラッシュとなりました。

長引くコロナ禍と戦争の影響を受けて、こんなにも様々な物が高くなるのかと驚いています。

物価高や先行き不安からなのか、株価も大きく下がっています。

確かに食べ盛りの子供がたくさんいるご家庭や、起業や住宅購入など大きな支出を控えていた人達にとっては死活問題かもしれません。

一方で、慎ましく生活している私にはほぼ不安がありません。

なぜなら消費することに依存してないから。

今回は、先々の経済的不安から自分を解放する為の「脱過剰消費生活のススメ」を書きます。

「物価高≠リスク」消費に頼らない幸せを。

▼「物を買える=豊か」は本当か?

私達は毎日街を歩き、TVを見て、ネットを使う。そこには必ず何かしらの広告が存在していて、無意識のうちにいつもいつも物欲を煽られています。

企業は物を売りたい。だからメディアを使って宣伝する。

でもそれは自分の生活にとって本当に必要なモノでしょうか?

私も昔はたくさんモノが欲しかった。

いっぱい稼いでいっぱい何かを所有できるようになる事=豊かさだと思ってました。

ある程度収入を得られるようになると“物による豊かな生活”は膨れ上がり、今度はそれを保つ為に更に支出が増える。

そうすると収入を下げたくないからさらに頑張って働く。

忙しく動き回り自分の身体を大事にしてないから、経済的な豊かさと反比例して健康的は失われる。

実際になってみたら「本当にこの状態が幸せなのか?」と疑問に思いました。

▼私達の生活は既に満たされてる。

戦後物がない時代から高度成長期を経て、日本人はすごく豊かになりました。

食べ物に困る事は殆どありません。

むしろ有りすぎて、食べ過ぎに皆が悩んでいます。

ハイスペックな家電、電子機器発達のおかげで家事時短が主流ですが、

自分が少し手足を動かせばできる仕事にお金をかける必要はあるの?と思います。

体を動かして掃除する機会をロボットに奪われて自分は運動不足。

運動不足解消のためジムに入会。そこにもお金がかかるからまた頑張って稼ごうとする。

仕事の負担が増えれば、自分の身体への労りや家族との時間が削られる。

既に何年も前に充分豊かな暮らしは完成しているのに、世の中から過剰に便利なサービスを提供される。

それを手に入れる代わりに基本的健康や人との団欒はなくなる。

足りないモノを補っているつもりで、大切なモノをどんどん失っているようにも思えます。

▼精神的豊かさを求めて。

所有したり消費したりする事ではなく、精神的豊かさとは例えばどんな事でしょう?

  • 家族や友人、恋人と団欒しながら食卓を囲む
  • 自然豊かな場所でぼーっと景色を眺める
  • 好きな事に没頭する

こういった日々の些細を楽しめることに私は豊かさを感じます。

そして究極の豊かさはやはり自己実現かなと思います。

家族や恋人、仕事など自分以外の要素に何も依存することなく「なりたい自分を実現する」。

自分の本当の望みが何なのかは、心身が健全でなかったり、考えるゆとりのない生活をしていたらなかなか気付けないです。

たまに仕事や家事をお休みにしたり、思い切って長期休暇を取ったり、

ボーッと過ごしてるように思える時間もとても大切。無意味のようで有意義です。

自分には何が必要か?時間をかけて聞いてあげて下さい。

まとめ

何かを消費する事から少し意識を外し、自分が持っているモノで工夫しながら生活する。

そうやって暮らせば、今からかかるお金は食費と住居費位です。

お金をかけない豊かな生活を手に入れてしまえば、過度に将来の経済的不安を感じる必要はない。

毎日目や耳から入ってくる情報を鵜呑みにせず、自分が本当に必要なモノだけを手に入れる生活を始めてみませんか。

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