blog health

私達の食リスク【無意識の栄養失調】

投稿日:

  • 異様に食欲が出る
  • 努力してもなかなか痩せない
  • やる気が出なくて疲れやすい

こんな現象にお悩みの方に向けて今回は記事を書きます。

自分が無意識に陥ってしまっているかもしれない栄養不足について一度考えてみませんか?

私達の食リスク【無意識の栄養失調】

なぜ異様に食欲が出てしまうのか?

それは、あなたの身体に何か足りない栄養があるからではないでしょうか。

潜在的に足りない栄養があると、脳は足りないものを求めて食欲スイッチをONにします。

だから食べても食べても食欲が収まらない。

根本的に満たされていない事が原因ではないですか?

現代の食リスク

モノが無く貧しかった戦後の時代から高度経済成長を経て、日本は豊かになりました。

日々の食事に困る事はほぼ無くなり、コンビニでいつでも食料が手に入ります。

現代に生きていて「栄養失調かもしれない」なんて思いもしないですよね。

しかしなんでも食べられるが故に、空腹や食欲を満たす為だけの“食事”になっていませんか?

着目したいのは「量が足りないじゃなくて必要な栄養素が足りてないこと」

つまり栄養バランスが取れてない「失調」。

見た目はふくよかで栄養が足りているように見えても、不足している何かがあるからこそ、

異様に食欲が出たり、痩せにくい体質であったり、疲れやすい体になってしまうのではないかと思うのです。

◆代謝する為に必要な栄養

下の図は、五大栄養素を簡単に細分化した表です。

五大栄養素細分化
炭水化物糖質(米、パン等主食)
食物繊維(芋類、でんぷん質)
脂質飽和脂肪酸(バター、肉の脂)
不飽和脂肪酸(オリーブ油、青魚の脂)
タンパク質動物性(肉、卵、牛乳)
植物性(大豆製品)
ビタミン脂溶性(A、D、E、K)
水溶性(B群、C、葉酸等)
ミネラルカルシウム、鉄、他16種類

体を作り、エネルギーを循環させ、健全な心身を保つ為に必要な栄養素はこんなにあります。

さらに細分化すればもっとたくさんあります。

日々の食事を振り返り、自分に不足している栄養がないかどうか点検してみて下さい。

食養生はその変化を感じるには最低2〜3ヶ月間はかかりますが、

不足しているモノを補ってあげるとだんだん整ってきます。

次第に余計な食欲は湧かなくなり、自然と身体が軽くなります。

健康的な食習慣はノーリスク・ローコストで続けられる根本的解決方法なのです。

そして、いざ栄養を摂ろう!と思った時に以下3つの点を頭に入れておいて欲しいのです。

◆加工食品はほどほどで。

便利なインスタント食品、安価な加工食品の中には化学調味料、防腐剤などの添加物が含まれています。

その食事単体の摂取量で考えれば、身体に大きな害はないでしょう。

しかし日常的に高い頻度で食べるのはおすすめしません。

化学物質が体内に入ると、排出するのにたくさんの時間とエネルギーがかかるのを知っていますか?

それが蓄積されればアレルギーや病気の原因になってしまう可能性があります。

また、インスタント食品は加工の段階で十分な加熱処理がされている為、そもそも食品の栄養(酵素・ビタミン)が壊れています。

それだけで十分な栄養が摂れると考えるのは誤りです。

◆サプリメントは万全では無い

サプリメントは薬と同じで本当に必要なモノだけに絞りましょう。

1〜2種類に抑えておくのが賢明です。

なぜなら栄養を代謝してくれる肝臓が疲弊してしまうから。

薬やサプリメントの摂りすぎで内臓が疲弊すると、代謝の力が弱まるので痩せにくくなったり、疲れやすい体質が作られてしまいます。

インスタント食同様にサプリはあくまで補助の役割であって、メインの栄養にはなり得ません。

◆遅延型アレルギーのリスク

好きな食べ物(同じ食品)ばかり食べていませんか?

それは遅延型食物アレルギーのリスクとなります。

遅延型アレルギーとは毎日同じ物を食べ続けることで腸に抗体ができ、 これによって発症するアレルギーです。

“遅延型”という名の通り食後すぐに体調が悪くなるわけではなく、なんとなく疲れやすかったり便秘・肌荒れなどの不調となり身体のパフォーマンスを低下させます。

どの食品が原因なのか自分では気付きにくいのですが、特に欧米化した食事に使われる食品(小麦・卵・バター・チーズ)でアレルギー反応が出る事が多いです。

毎日のように食べていて心当たりある方は要注意です。

気になる場合は血液検査で遅延型アレルギー反応を調べる事ができます。

一度アレルゲンと特定された食品でも、一定期間(半年程度)食べなければ腸の状態が正常化しアレルギーから回復するとも言われています。

どんなに身体にいいと言われている食品でも、毎日そればかり食べるのは危険。

遅延型食物アレルギーの存在を知っておいて下さい。

まとめ

もしあなたがコントロールできない異様な食欲や痩せにくい体質・疲れやすさに悩んでいるとしたら、

食事を我慢したり量を減らそうとするのではなくて、不足しているものを摂る意識に変えてみて下さい。

  • 足りてない栄養を補う
  • 自然由来の食品を食べる
  • 色々な種類の食品を食べる

出来立ての料理を温かいまたは冷たい温度のまま食べる事も大切です。

忙しくて自炊ができないのであれば、信用できるレストランで出来立ての料理を食べましょう。

自然の食品からのエネルギーがあなたを元気にしてくれるはず。

栄養バランスが整い心身が満たされれば、自分にとって不必要な欲は自然と湧かなくなります。

-blog, health

Copyright© konoblog , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.