- 自分は何が得意なのか?
- どんな仕事に就きたいのか?
- 何が実現できたら幸せか?
自分が本当は何をやりたいかを見つけるのって実はすごく難しいと思いませんか?
日々仕事や家事に追われ忙しく過ごしていると、尚更分からなくなります。
年齢関係なく、いくつになっても自分を知るのはとても難しいことです。
今回は、私が実践してとても良いと思った自分探しの術「ミーニングノート」をご紹介します。
目次
ミーニングノートで本当の自分を知る。
私は知り合いに紹介してもらい、この本と出会いました。
最初は半信半疑でやり始めたのですが、実践して2ヶ月も経たないうちにこのツールの効果、自分の変化を感じています。
ミーニングノートとは?
簡潔に説明すると、毎日心に止まった出来事を3つメモしておきます。
その蓄積されたデータを、週間・月間・年間で見直しする。
良い事も悪い事も起きた事のつながりを可視化して自分の人生を復習し、反省やチャンスにつなげていく自己啓発法です。
なぜこれが自己啓発になる?
◆人は忘れる生き物だから
私がこの習慣の中で分かったのは「平凡な日常に小さなチャンスやきっかけがたくさん落ちていること。」
自分の素直な感情の動きや、周りの人が教えてくれるヒントは日々たくさん散らばっているのに、それがあまりにも取り止めもなさ過ぎて人は忘れてしまうんです。
記録しておかないと記憶から流れて消えていってしまいます。
それをせき止めておくのが毎日のチャンスメモ。
私も過去のノートを振り返ると数週間前の大きな出来事や感情の揺らぎを、すっぽり忘れてたりします。
やる事がいっぱいあって忙しい人ほど、毎日出会っている大切なヒントをたくさんの出来事の中に埋もれさせてしまう。
毎日を平凡や退屈に感じるのは、チャンスの前を素通りしてるからなんだと思います。
◆振り返ることで自分を知る
週間・月間・年間でノートを見返し、自分に起こった出来事や感情を整理する事でミーニングノートは意味を果たします。
少しでも心に留まった事柄がたくさん溜まってると、後から振り返った時に今自分が何に1番興味関心を持っているのか?を知れるのです。
半年、一年と経てばどんどん自分自身のデータが積み上がります。
- どんな行動がチャンスにつながったか?
- どんな人と縁があったか?
- 自分だけの運をつかむ方法(ジンクス)
要はミーニングノートを書くことは『自分のデータベース蓄積』です。
この情報がすごく重要で、自分が次にどっちに向かって走れば良いか?を判断する大きな手掛かりになります。
◆ポジティブな思考回路を生む
ノートのもう一つのメリットは、日々の失敗やつらい出来事をただ悲しんで終わらせず、成功の種に消化させる事。
毎日は楽しい事ばかりではなく、ショックな出来事や自分の不甲斐なさに落ち込む日もたくさんあります。
本の中では“スパイシーチャンス”=ピリッとスパイシーな出来事としてこれもチャンスの一つとしてカウントします。
思い返すと気持ちが暗くなるようなつらい出来事も、あえてノートに挙げます。
ノートに書く事で、この失敗にどんな意味があったのか?落ち着いて毎回冷静に考える機会になります。
後から振り返ると、このスパイシーな出来事こそ自分を変えるきっかけになってきます。
この体験を繰り返すことで、不幸が起きても自然とポジティブな方向に考える思考の癖が作られます。
自分探しの最重要。
SNSの台頭で、誰でも個人のブランディングをするようになりました。
自分は何ができて何者なのか?を考える機会が更に増えそうです。
人生は100年時代。
会社の看板・役職を背負って過ごす年月より、個人としての人生を過ごす時間の方が長いのかもしれません。
終身雇用の時代は終わり、きっと多くの人が何度かのキャリアチェンジを経験することになるでしょう。
ライフステージが変わるたび「自分は一体何者なんだ?」という問いが何度も何度もやってくる。
さらに人は成長するから、現在と10年後ではやりたい事もできる事も変化しているのが普通です。
だからいつも自分の本当の思いや願望を知っていて、そこにくるチャンスにはしっかりとアンテナを立てておく。
機会が巡ってきたら敏感に反応できるようにしておく事は最大の自己啓発になるのでは?と思います。
まとめ
ミーニングノート習慣は慣れるまで少し面倒くさいかもしれません。
でも100円のノートとペンがあればいつでも始められるまったくお金のかからないやり方です。
毎日書くのがめんどくさいなら、別に毎日じゃなくて良い。気が向いたり気付いた時だけ書けばそれで十分。
後でちゃんと振り返る時間を設ければ、きっと意味のあるモノになる。
筆者の仰る通り、ノートを書くだけで毎日がキラキラしてくるから本当に不思議。
ぜひお試しを!
【自分探し】をテーマに他にも記事を書いてます。興味があればぜひ読んでみてください!