
ストレッチを続けても柔らかくならない!
本日は、なかなかストレッチの効果が出ない人が「見落としているかもしれない事柄」について書きます。
これは身体が硬かった私自身の経験談です。
ボディメイクの過程で気付いた事をまとめています。
この文を読むことによって『自分に必要なモノは何か?』
身体の使い方か、
骨格の問題か、
そもそも身体作りが不足してるのか?
新しいヒントや切り口を見つけて欲しいと思います。
ストレッチの効果が感じられない人はどこかに根本原因があるはずです。
興味のある方はぜひ読んでみてください!
目次
可動域を広げる為に必要なこと。
▪️総体的筋力不足
全体的な筋肉量は足りてるか?
そもそも筋肉が衰えて小さくなっている場合、伸ばそうとしても伸びません。
痩せていて筋肉がついていないタイプの人に必要なのは、まず身体作り。
十分な食事が摂れているか?
運動ができているか?
毎日の習慣を見直す。
そこからスタートする必要があります。
▪️サボっている筋肉
全体の筋肉量が問題ない場合、次に考えてみるのは身体の使い方。
使えていない場所があるが故に、可動域が制限されているのかもしれません。
関節周辺を支える筋肉達が働いていないと可動域は広がりません。
どこかがサボっていると関節を最大限に使えないから可動域が狭くなる。
人の筋肉は、細かく分けると600〜650にもなると言われています。
同じように立ったり歩いたりしているように見えて、負荷がかかっている箇所は人によって違う。
身体の使い方が違うから、同じように動いても足が太くなる人もいれば、細い人もいる。
同様にお尻やウエストラインも違ってきます。
具体例
前屈動作(股関節の屈曲)が苦手な人は、
腸腰筋がサボっている可能性があります。

腸腰筋はお腹の一番奥にある深層筋(インナーマッスル)で、
太ももを引き上げる動作や体幹(姿勢)を安定させる役割を担っています。
じゃあ腸腰筋(体幹)がうまく使えてない人はどうやって立ったり歩いたりしてるかと言うと
近くにある大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)を過度に働かせています。
大腿筋膜張筋は骨盤から太ももの外側にかけて位置する筋肉(上の図を参照)
ここが頑張りすぎていると、次の弊害が起こります。
- 中臀筋(お尻)がサボり始める
- ハムストリング(もも裏)がサボり始める
近くにある連動する筋肉達が「働かなくていいやモード」に入ってしまうのです。
結果、お尻やもも裏の筋肉が硬くなって前屈が苦手になり、
衰えて縮こまった筋肉のストレッチだけ頑張っても効果は出づらくなります。
根本解決には、まずサボっている筋肉を目覚めさせ、日常的に使えるようにしなければなりません。
- サボり筋(腸腰筋・中臀筋・ハムストリング)のトレーニングをする。
- 使い過ぎている大腿筋膜張筋(ももの前側)のハリをほぐす。
- もも裏のストレッチをする
このプロセスを経て、身体は少しずつ変わってきます。
今説明したのはほんの一例です。
正直に言うと「自分のサボり筋がどこか」を自分で見つけ出すのはかなり難しい。
私はパーソナルトレーニングで、プロから指導を受けてやっと変化を感じられるようになりました。
確実に成果を出したければ個別に見てもらう事をお勧めしますが、
そこまでは難しいと言う方は、身体の悩み別にトレーニング動画を検索してやってみることをお勧めします。
サボり筋を目覚めさせるトレーニングはピラティスの動きが近いかなと思います。
負荷が強いつらいトレーニングをやる必要はありません。
丁寧に地味な動きを繰り返します。
キツくはないけど続けないと全く意味がないので、
スケジュールに組み込んで必ず習慣化させましょう。
▪️頚体角(けいたいかく)
最後は骨格について知ること。
頚体角とは、骨盤に股関節がハマっている角度。
図の真ん中130°前後が一般的と言われています。

この角度によって気を付けるべき事が変わってくるので、知っておきましょう。
内反股タイプ
図右側の120°以下、頚体角が浅めの人は内反股(ないはんこ)タイプ。
- 開脚・胡座が苦手
- 内股でO脚気味
- 股関節がポキッと鳴る
- 足が細い、筋肉が付きづらい
- 足を引きずるように歩いている
内反股の人は股関節の外転時に骨が骨盤に当たるので、180°開脚が構造上不可能なタイプです。

この構造に気付かずグイグイ開脚ストレッチをやってしまうと、ものすごく危険です。
神経や靭帯を傷つけてしまう恐れがあります。
構造上できない事があるのを理解しておきましょう。
外反股タイプ
図左側の135°以上、頚体角が広めの人は外反股(がいはんこ)タイプ
- 開脚が得意
- ガニ股でX脚気味
- 股関節が疲れやすい
- 股関節が不安定で外れやすい
- お尻筋肉の疲労・痛みがある
外反股タイプの人は開脚は得意です。
しかし動かせてしまう分、関節への負担は大きい。
痛みや怪我のリスクが高いのが特徴です。
外反股の人はひとつひとつの動きを丁寧に行う必要があります。
実際、自分の頚体角はレントゲンを撮らないと分かりません。
ですが、なんとなく自分のタイプを知っておいた方が良いと思います。
上記特徴と照らし合わせてみて下さい。
▪️やる事まとめ
最後にあらためて必要な事をまとめます。
- 基本的な身体作り
- サボり筋をほぐして目覚めさせる
- 自分の骨格に意識を向けてケアをする
コツコツ続けていくと、最終的には立ち方、座り方、歩き方が変わります。
日々の基本動作の中で、使われるべき筋肉を充分に働かせることができれば、
永遠とトレーニングする必要はないのかもしれません。
年齢は関係なく身体は変わります。
スタイルがみるみる変化していくと、心持ちも楽しくなります。
ぜひ新しい切り口を得て、前向きに取り組んでみて下さい!