
朝起きたらまず何をしますか?
寝る前にはいつも何をしていますか?
日々の習慣は一つ一つが些細な事でも、それを半年・一年と続ければ続けるほど、自分を形作る大きな要素になります。
だから、なりたい自分・夢や理想に近づくには
- いい習慣を作る
- 悪い習慣を無くす
この二つを実行するだけ。
今回は自分を変えたいけれどなかなか成果が出ず、モヤモヤしちゃう人に読んでもらいたい内容です。
目次
【いい習慣を作りなさい】自分を形作る日々の習慣。
■なぜ習慣作りが重要なのか?
理由①:人は慣れて成長するから。
毎日やっている事は自然に上手くなります。
例えば、
- 英語圏に暮らす人は英語が上手くなる。
- 毎日ご飯を作る人は料理が上手くなる。
- 教職に就いている人は教えるのが上手くなる。
「日々繰り返している何か」って無意識に上達してしまうんです。
だからこそ「何をするか」を自分で選択することが大事だし、
上達したい何かがあるなら、アウトプットできる場所を作ることが一番の近道。
置かれている環境によって人は自然に成長するモノです。
理由②:習慣になると何も考えなくても行動ができる。
習慣化してしまえば、頭で考えるエネルギーを使うことなく体が動くようになり、
自然と繰り返す(鍛錬する)ようになります。
例えば私の場合、ヨガが上手くなりたいので「朝起きたらヨガをする習慣」を作りました。
1週間も経つと、起床した後に「ヨガをしおうか‥」と考えるのではなく、何も考えず動き始める癖ができました。
自分の生活を大きく変える必要はなく、5〜10分の小さな事でも1年も続けば必ず変化につながります。
■悪い習慣を見つけよう
いい習慣作りと同じくらい大事なのが、悪い習慣を無くす事。
自分を理想から遠ざけるような無意識の癖はありませんか?
例えば私の場合、
“日曜の午後に甘いものを買って帰る習慣“
これを最近やめました。
日曜の午後は私にとってサラリーマンの花金のようなもので、
一週間の仕事が終わり、少し開放的な気分になります。
ご褒美と理由をつけて、スーパーに行くとついついお菓子やアイスクリームを買うのが癖になっていました。
スイーツを適度に楽しむのを悪い事とは思っていませんが、それが癖になりつつあるのが良くないなと思い、やめてみました。
最初は日曜午後の楽しみが減り寂しく感じましたが、慣れると気にならなくなります。
「慣れる」とはある意味怖い部分もあります。
例えば、あなたが今の職場の人達を好きになれなかったとして、尊敬できないと仮定します。
その場所で10年20年働き続けたら、自分もいつのまにかその人達と同じような価値観の人間になっていると思います。
その職場の感覚に慣れて、それが当たり前になってしまうから。
前の段落で「繰り返している事は無意識に慣れて上達する」と書きましたが、
慣れて当たり前になるのは“良き”も“悪しき”も同じ。
だから、悪い習慣に気付き生活から無くさないといけません。
内面も外見も日々の習慣が作り上げていくモノですから。
■結果をすぐに求めない
自分の夢や目的を達成する為の習慣を作ったら、まずは続けることがゴール。
習慣による成長は少しずつの変化なので、すぐ目に見えるような結果は出ません。
私はたいてい一年〜数年経って周りに言われて気付けることが多いので、
自分自身で変化を感じ取るのは難しいかもしれません。
でも確実に『習慣』は人を形作る。
それは私が周りの人を客観的に見ていて感じます。
素敵な人は必ずその生活の中に、素敵さを形作る習慣や思考の癖があります。
劇的成長が望めない代わりに、一度いい習慣を生活に組み込んでしまえば、
余計な思考力を使うことなく、
大変な苦労・努力と感じることもなく、
毎日を生きるだけで、自動的に理想の自分が形作られていく。
“素敵な自分行きエスカレーター”に乗っているのです。
その気になった方は、今すぐ自分の毎日・毎週の行動を振り返り、
止めるべきこと、新しく続けたいこと、探してみて下さい。
まず小さなことから始めてみましょう。
あとがき
今回改めて「習慣が大事!」と思い、現在自分の生活を見直しています。
この思いに至ったのは、偶然2つの事柄が重なったのがきっかけでした。
一つ目は「エッセンシャル思考~最少の時間で成果を最大にする~」という本です。
2014年、もう10年以上前に書かれたビジネス書のベストセラーを友人が紹介してくれました。
シンプルに言えば『本当にやるべきことに集中しなさい』という内容で、とても面白く拝読しました。
やるべき事に集中する為の仕組み作りとして、習慣化の重要について書かれていて、
それが習慣見直しのきっかけになりました。
二つ目は、宇都宮ブレックスの監督故ケビン・ブラスウェルさんの言葉です。
私は余暇の時間にバスケットボールを見るのが好きで、Bリーグを観戦しています。
2024−2025シーズンは栃木の宇都宮ブレックスが優勝を果たし、たくさん感動をもらいました。
シーズン途中で帰らぬ人となったケビン・ブラスウェルHCが生前チームに根付かせた言葉が「良い習慣を作る」だったと知り、それがものすごく印象に残っています。
リーグ優勝という最良の結果を出したチームが大切にしていた言葉を知り、
またここでも「まず習慣を見直そう」という気持ちにさせられました。
今回書いた内容は特別な事でもなんでもなく、考えてみれば当たり前の話です。
だけど日々なんとなーく生きているとつい忘れてしまうので、今一度リマインドの意味を込めて書きました。
10年後、20年後の未来を楽しく過ごすために、ぜひ『良い習慣作り』やってみて下さい!