- 気持ちが落ち込んでやる気が出ない
- 未来への希望が持てない
- 自分に自信が持てない
心に元気がない状態が続く時、あなたはどうしますか?
病院で薬をもらって対処するのも一つの方法ですが、まずは自分の身体を健康にするように努めることが大切だと思うのです。
目次
『健康な心』健康な身体に宿る。
私はヨガインストラクターという職業柄、健康に非常に興味を持っています。
なるべく自然に美しく健康でありたいと日々自己を内観し、食事・運動・生活習慣などいろんなことを試します。
時にはやりすぎて失敗したり、神経質になりすぎて自分で自分を苦しめてしまう事もありますが、日々少しづつ変化していく自分の体と向き合っているとやはりこう感じます。
体が健全だと心も健全。
体への不安がないことがベースにあると根本的に自信がつく。
そうなると頑張らなくても内側から自然とやる気が湧いてくる。
明日はこうしよう、来週はこれに挑戦しようという未来へのモチベーションが心に活力をくれます。
弱っている心を救いたくてもどうしたらいいか分からない時は、まず外枠である体にアプローチしてみて下さい。
☆健康に努めるとは?
どこにも悪い所がなくて1ミリも隙のない健康体を目指すのとは違います。
遺伝的に自分が持っている弱い部分や生活習慣によって弱ってしまった部分をちゃんと知って、向き合い対処することです。
超具体的に言えば生活習慣の見直しですね。
年代と共に出てくる悩みも変わりますし、目指すべきゴールもきっと違うので100%健康な状態にこだわらなくて良いんです。
習慣を続けて今日より来週、来週より来月の方が少しだけ過ごしやすい体になっている。
このプロセスが前向き思考をつくります。
例えば「なんとなく不調だけどどこが悪いのか分からない」「どう気をつけたらいいのか分からない」
それなら病院や薬局に行ってプロから客観的アドバイスをもらうのはどうでしょう?
医者の言うことを鵜呑みにしなかったとしても、自分の体を外から診てもらう事は大切です。
内側にいる自分には意外と見えてない事がたくさんあります。
☆身体のために無視できないこと
皆さんが健康と向き合う中で外せないポイント3つ書きます。
『食』
当たり前ですが心身の健康を思う時、食事は絶対に無視できません。
私も若い時はあまり気にせず、好きなものを好きなように食べて体をキープできているつもりでいましたが、実際年齢を重ねてみるとやはりそうでなかったように思います。
毎日の食卓でその瞬間の喜びや癒しを得ることはもちろん大事ですが、食べ物の毒は化石のように体内に蓄積されて数年〜数十年後に疾患となって出てくるから怖いです。
薬膳の勉強をするようになって、医食同源という言葉の意味を身をもって感じました。
今や私にとって日々の食事が自分への薬。
痛くなってから薬に頼らなくても、私たちが毎日食べている野菜、肉、魚、穀物には病を未然に防ぎ健康を養うパワーが宿っています。
ポイントは適度な量を食べること。
私の食改善を記事にしていますので、興味があればぜひ読んでみてください。
食べたものをちゃんと吸収できる健康な内臓があれば、食事からの栄養で十分養生になります。
しかし、健康・ストレス・理想の体型等、様々な側面のバランスをとって食欲をコントロールしていくのは本当に難しい。
私自身も日々試行錯誤の連続ですが、だからこそ養生になる食べ方を楽しみながら手に入れて欲しいのです。
私はファスティングを経て、食べ過ぎだけじゃなく食べなさ過ぎも毒だと実感しました。
現在は何かを制限することは止め、偏らず毎日色々な食品を食べることで保っています。
飲酒も白いお砂糖のスイーツも、度を越さなければ自分へのクスリにもなると思ってます。
『運動』
運動が嫌いな人は聞き苦しいでしょうが・・・口に入れた栄養を全身に届けて消化循環させるにはやはり運動以外ありません。
運動による心身への健康効果はありすぎて・・・挙げたらキリがない。
- 血行促進
- 自律神経のバランスを保つ
- 心肺機能向上
- 関節の可動域を広げ代謝UP
- 免疫力UP
- 内臓機能促進
- 幸せホルモン、成長ホルモンを促す
私はヨガのような呼吸と共にゆーっくり動くのが心地よくて気に入ってますが、必ずしも全員には向きません。
走ったり跳ねたり激しい動きの方が楽しい人達にとってヨガは少し苦痛なようです。
一口に運動と言ってもいろんなスポーツがあるので、嫌いなことよりも自分が楽しいと思える何かに取り組むのが1番いいですね。
運動しなきゃと構えなくても散歩・ストレッチ・ラジオ体操ならやれるとか。
そして全てのことに共通するのが呼吸。
運動することで、より深くたくさんの呼吸が身体を巡り心身が整います。
どうしても運動したくない人はせめて呼吸法だけもやってみてください。
『睡眠』
最後の一つは睡眠、体をちゃんと休ませる。
しかしこれは「食事と運動」が整えば特に気にしなくても自然にできます。
眠りが浅くて悩ましい人は以下2つのポイントを押さえましょう。
①生活リズムをつくってみる
体内リズムは入眠時間と食事時間をだいたい一定にすることで作れます。
あとは朝陽を浴びて体内時計をリセットすると十数時間後の睡眠ホルモンを誘発できます。
②身体を疲れさせる
そもそも肉体的疲労がないと眠れません。
1日仕事をしても頭だけが疲れている場合はなおさら寝付きにくいでしょう。
眠りたい時はいつもより余計に身体を動かした方が気持ち良く眠れます。
また、筋肉が緊張してこわばっていると深く眠れないので、寝る前のストレッチや入浴で血行を促す事も有効です。
まとめ
仕事や家庭など一生懸命になれる事があるのは良い事です。
でもそればかり見ていると、自分の心や身体の弱っているサインを見逃してしまいます。
無意識に自分の身体に合わない習慣を重ね、生命力を弱めているかもしれません。
自分が大好きな何かを頑張り続けるため、
大好きな人達にいつも優しくするために、
まずは自分がいつも心地よく過ごせる健康な体をつくりましょう。