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思いを言葉にするセラピー

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  • 現状に不満がある
  • 自分がどうしたいのか分からない
  • 何事にも気力が湧かない
  • いつもモヤモヤとした不安がある

こんなふうに感じている方に向けて「思いを言葉にするセラピー」について書きます。

これは私がヨガ教室を運営する中で実感した不思議な魔法であり、日々の中で誰でも実践可能なので、気になる方はぜひ読んでみて下さい。

【思いを言葉にするセラピー】

心の調子が優れない時、私は「人と話をすること」が1番簡単で手っ取り早いセラピーだと思っています。

相手が誰かはあまり重要ではなくて、良いアドバイスも必要もありません。

重要なのは、

  • ちゃんと傾聴してもらう
  • 自分の思いを言葉で表現する

この2点だけです。

なぜ話す事が必要? 

自分の口から言葉を介して内側にある思いを外に出すことには大きな意味があります。

ただ聞いてもらうだけで心が少し軽くなった経験はありませんか?

自分の思うこと・内側にある感情は、自分自身で充分理解しているつもりでも、あらためて人に話す事で整理整頓されます。

さらには口にする事で自分の本当の思いに気付くかもしれません。

「心の中で思っている」と「誰かに伝える」には大きな差があります。

◇雑談から学ぶこと

私が人と話す事・コミュニケーションの重要を深く実感したのは、自主開催のヨガレッスンがきっかけでした。

教室ではレッスン後に雑談タイムを設けています。

雑談は自由参加で、その日のテーマに沿ってひとりづつ順番に話して頂きます。

テーマはほとんどが身近な世間話ですが、たまに思いがけず生徒さんの悩みや人生の話に出くわす時もあります。

その方の現状や思いをお聞きして、私はただ共感したり思うことをしゃべるだけ。

しかし、話し終えた生徒さんが少しスッキリとしてハツラツと教室を後にする姿を見て、話す事・聞いてもらう事がこんなにも人のクスリになるのだと分かったのです。

◇相手への配慮の必要

このセラピーはまず相手にちゃんと傾聴してもらう事が大前提です。

空返事の相手にいくら話しても癒されません。

話し相手は、家族・恋人・友人・同僚・知り合い、どんな間柄でも構いませんが、

相手が身近であればあるほど、傾聴してもらう為の気遣いを忘れてはいけません。

まず、自分の話を聞いてもらったら相手の話も聞いてあげましょう。

聞いてもらった事に感謝して、同じ事を返してあげて下さい。

ギブアンドテイクです。

あとは…ただの愚痴にならないように注意下さい。

相手が言ってくれた解決策や提案を、全て否定するような事はしてはいけません。

ただの文句は、最初のうちは相手も耳を傾けてくれるかもしれませんが、そのうち疲れて空返事になってしまうでしょう。

◇心と体のつながり

イライラ・沸々とした思いをずっと抱えていると、そのうち体も不健康になってきます。

心のモヤモヤを身体は1番近くで感じていて、ホルモンバランス・自律神経のバランスが乱れるから

不眠・肩こり・暴食・冷え・ほてりなど、様々な形で現れてくるでしょう。

心の不健康は体の不健康につながる、その逆も然り。

なので、誰かに話すことであなたが本当はどうしたいのか?をクリアにしないといけません。

「一人で考えないで思いを言葉にしてみる」

たったこれだけの事で驚くほど心は軽くなるので、ぜひやってみて下さい。

まとめ

私達はコロナ禍を経て、人とダイレクトにコミュニケーションする事がどんなに重要か学びました。

気持ちがモヤッとしている時こそ、外に出て誰かと交流し、自分の中の思いを外に吐き出す機会を作ってみて下さい。

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