最近若いのに白髪がある人ってほんとうに多いと感じます。
私の周囲にもたくさん。
早い人は20代でも白髪が生えてたりします。
私は37歳を過ぎたころ、ある日会社のトイレで発見しました。
右目の上辺りに数本白く光っているのを見つけて・・・
当時仕事で大きなストレスを抱えていた私は、そこで更に気落ちしたのでよく憶えてます。
その後、良くないと知りながら、同じところに生えてくる白髪を見つけるたびに抜いていました。
ところが先日、いつも生える場所を探っても、白髪が見つからない。
消えたんです・・・
私自身この一年で、仕事も生活も食も大きく変えました。
それが影響しているのだと思います。
今回は
まだ若いのに白髪を見つけてしまった方、
白髪も皺もまだ全然ありません!と言う方に向けても、
今から始められる予防策・白髪が減った具体的な生活習慣を書いていきます。
目次
【身体の悩み解決編⑥】今日からできる白髪予防策。
若白髪は遺伝。
白髪の原因は、
- 遺伝
- 老化
- ストレス
まだ年齢が若いのに白髪がある人は、もともとメラニン色素が髪に送り込まれにくい遺伝子を持っています。
そもそも髪質は人によって全然違いますよね。
30代で薄くなる人もいれば、70代で黒くてフサフサの人もいます。
おじいちゃんの髪が薄ければ、隔世遺伝で将来自分も・・・とか良く言いますね。
そもそも遺伝体質なら、自分の努力じゃどうにもならないと諦めたくなりますが、
今から書く“頭皮ケア”や“栄養”の話は、髪の毛だけじゃなくてあなたの肌のハリツヤも変えていきます。
知っておいて絶対に損な話じゃありません。
たくさん考える人は頭皮カチコチ。
頭で考える時間が長く運動量は少ない。
デスクワークやずっと同じ姿勢で仕事をする人の頭皮は、固くなっています。
頭皮なんて人と比べないし、普段気にかけてなかったのですが、
先日美容師さんに言われて、自分の頭皮が固くなっていたコトを認識しました。
前職も今も、PCの前で考えている時間が多いので、その生活が頭皮の血流を悪くしてしまったんだと気付きました。
頭皮が凝り固まって血行が悪いのは、頭痛や白髪の原因になります。
長時間スクリーンに向かい、眼が疲れがちな人は、こめかみなど目の周辺に白髪が生えるそうです。
実際私もそうでした。
頭が凝りやすい生活をしてる方は、シンプルにマッサージして血流を流してあげましょう。
◆シャンプー時のマッサージ。
まず髪を洗う前、乾いた状態でブラッシングします。
細い櫛ではなくて、パドルブラシが良いです。
髪の毛の表面についた汚れを落とすと同時に、頭皮をマッサージしてあげます。
上からとかすだけじゃなく、下から上も。
私はちゃんとしたパドルブラシじゃなくて、100円均一で買ったブラシを使っています。
そして、シャンプー中は、指の第二関節を曲げてぐりぐりと指圧します。
側面だけじゃなくて、後頭部も下から上に。
ちゃんと頭皮ケアを行うことで、髪に艶が出るのはもちろん。
頭のむくみが解消されることで、繋がっている顔がリフトアップされます!
- 額のしわ
- まぶたのたるみ
- ほうれい線
- フェイスラインの崩れ
を軽減・予防してくれます。
顔は毎日鏡で見てるけど、頭皮は髪に覆われていて見えない。
だから、ずっとないがしろにしていた気がします。
自分の頭皮状態を確認するのはちょっと難しいから、ヘアサロンでプロに聞いてみるのが一番いいかもしれません。
「今日やったから明日すぐ変わる」モノではないけれど、
やるとやらないで10年後はかなり違う気がします。
ストレスは白髪の大要因。
ストレスが無い人はいません。
仕事、家庭、子育てをしながら、大なり小なり必ずストレスはあります。
ストレス環境を自分で変えていける方は、それが一番の解決策。
でもそれがなかなか難しい。
なので、
- ストレス過多だと身体には何が起こるのか?
- ストレスを受けた身体を助ける食生活。
を解説していきます。
◆活性酸素の働き。
私たちは呼吸をして、酸素を体に取り込みます。
取り込まれた酸素の一部は、通常の状態よりも活性化された「活性酸素」になります。
「活性酸素」は、細胞伝達や殺菌・消毒・免疫機能として重要な役割を持ちますが、
大量のストレスを受けると過剰に発生し、健康な細胞を攻撃して傷つけます。
これがガンや生活習慣病など様々な病気の要因になるとも言われています。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-04-003.html
私たちの体には細胞を攻撃する活性酸素を制御するしくみがありますが、
そのしくみでも対応しきれない程大量の活性酸素が生み出されるのを「酸化リスク」といいます。
ストレスの他にも活性酸素を発生させる外的要因は、
- 紫外線
- 電磁波
- 大気汚染
- タバコ
- 合成食品添加物
現代人の生活の中には、酸化リスクがいっぱい。
◆ストレスと闘うのは副腎。
副腎はじん臓の上にある三角の形をした臓器。
周囲からのあらゆるストレスを受けた時に、体を守る働きをします。
抗ストレスホルモンや幸せホルモンを分泌し、ダメージを緩和させ、細胞をストレスから守ります。
しかしストレスに継続的にさらされると、常に抗ストレスホルモンが分泌される状態になり、
ホルモン本来の効力が無くなってしまうのです。
抗ストレスホルモン(コルチゾール)が効かなくなると、こういった症状が起こります。
- 免疫機能低下(風邪が治りにくい)
- 血糖値不安定(イライラ)
- 血圧が保てない(立ちくらみ)
- 脳の炎症が抑えられない(鬱)
特に更年期障害は、副腎の疲労度が鍵になってくると言います。
◆酸化リスク・副腎疲労を防ぐ食事。
今すぐストレスを排除できないなら、せめてちゃんと栄養を整えてあげましょう。
「副腎の負担になるものを摂らない」
- 小麦・乳製品・白砂糖
- カフェイン(コーヒー、チョコレート)
- 食品添加物・農薬・遺伝子組み換え食品
- 水銀(マグロなど、鮭より大きい魚は水銀のリスクがある)
- トランス脂肪酸(マーガリン)
これらの食品は副腎だけでなく、腸を汚すリスクもあります。
大量摂取は控えるのをおすすめします。
「抗酸化・副腎機能に必要な栄養素を摂る」
ビタミンCとEには細胞の酸化(老化)を防ぐ働きがあります。
ビタミンC。
野菜なら、ブロッコリー、トマト、かぼちゃ、パプリカ、さつまいも。
果物なら、キウイ、イチゴ、柿、オレンジ、レモン。
ビタミンE。
ナッツ類、ほうれん草、ブロッコリー、大豆類、鰻、銀だら、にじますなどに多く含まれます。
野菜・果物からはビタミン以外にも
- 副腎の働きを助けるミネラル
- 消化、抗酸化を助ける酵素
が摂れるのでいろいろな種類を積極的に食べた方がいいです。
生食50%、加熱調理50%が理想的。
酵素は53°以上で加熱すると死滅してしまうので、生で食べることもおすすめします。
タンパク質
体のエネルギーレベルや血糖値を安定させるために、タンパク質も積極的に取りましょう。
注意したいのが、脂っこいステーキなどを大量に食べると、消化不良でかえって腸にダメージを与えてしまうので良くない。
サバやさんまなどの小さめの魚、大豆など植物性タンパク質なら体にやさしく太りません。
サプリメントで補給
本当は食事から栄養を摂取するのが一番いいと思いますが、
忙しくてちゃんと栄養を考える暇がない時は、サプリメントで補うという手もあります。
副腎が必要としているビタミンC濃度は、血液中が1とすると副腎は150なんだとか!
抗ストレスホルモンを分泌する時も必須となるので、すでに副腎疲労の自覚がある方は、
こまめにビタミンCを補いましょう。
まとめ
今日からできる白髪予防策、いかがでしたか?
結局いつも即効性が無い、日々の習慣的な方法に終始しますが、
根本的に変えるのが、結局一番早くて楽な方法です。
手っ取り早い手段があっても、続けなければ効果は終わってしまいます。
私は仕事のストレスから解放されて半年・食生活を変えて1ヶ月で、
数本あった白髪がいなくなりました。
老化はいずれは迎えるモノだけど、
- 日々どんな生活をしているか?
- 日々何を食べているか?
で歳の取り方は変わってくるのだなぁと実感しました。
頭皮マッサージや日々の食事など、楽しんで取り組めればいいですが、
今忙しくてムリーと思うなら、あまりストイック考えず、気が向いた時にやるでいいと思います。
基礎知識としてあるだけで全然違うし、いつか自然にやりたくなる時が来ると思います。