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『いい距離感』と『適切な意思表示』があれば人間関係は上手くいく。

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仕事もプライベートも悩みは人間関係に起因することが多い。

逆に人間関係がステキな場所なら、多少辛い事があっても頑張れたりしますよね。

今回は、

  • どんな人とでも上手くやる方法。
  • 対人ストレスを溜めない日々の積み重ね。

を書きます。

記事に入る前に私の対人タイプについて、

・基本的には誰とでも話せる。人見知りしない。
・共感性は高く相手に合わせられるがすごく疲れる。
・ドライであっさり、来る者拒まず去る者追わず。
・交友関係は狭くていい。幅広さを求めない。

こんな感じの私が提案する人間関係のメソッド、興味があれば読んでいって下さい!

『いい距離感』と『適切な意思表示』があれば人間関係は上手くいく。

リモートワークで人と会う機会が減って「楽だな」と感じてる人、結構多いと思うんですよね。

確かに親しい人と会えない退屈や寂しさはある。

でも同時に不必要に縮まる距離がなくて、対人関係が楽じゃないですか?

相手と適切な距離で付き合えれば、摩擦が生まれないからストレスもない。

「つまり誰とでも上手に付き合っていける」と、私は思っています。

◆相手との「いい距離」を計ろう。

人同士の摩擦はどんな場所でも起こりうる。

育ちも性質も価値観も違う個体同士なんだから、自分の言動・行動が100%思い通り相手に伝わるとは限らない。

良かれと思って行動した事が、違う価値観の人からしたら嫌な感じかもしれません。

小さい摩擦が生まれてしまった時、相手の顔色を見ながらいちいち自分を変える必要は無いと思っています。

誤解・すれ違いが起きても、お互いがストレスを溜めない距離を保っていれば問題ない。

あまり気にせず自然体で過ごしていれば、そのうちに価値観が合う人とは近くなり、異なる人とは遠くなります。

お互い心地よい距離で共存できていればいいんです。

この相手とのいい距離感が崩れていると、その関係は厄介でストレスを含んだものになります。

◆距離を計るには「意思表示」と「感受性」が必要。

難しいのは適切な距離を正確に計るコト。

  • 自分が思ういい距離と、相手が思ういい距離。
  • Aさんへのいい距離と、Bさんへのいい距離。

それぞれ個々に違うんですよね。

例えば「自分は相手を気に入って仲良くしたいけど、相手からの反応が鈍い」こんな時は・・・

相手の態度や返信から「乗り気でない空気」を読んであげましょう。

空気を読むというのは日本独特な言葉ですね。

日本人はなぜ空気を読むか、それは「No」を相手に伝えるのが苦手な人が多いから。

はっきり断らなくても、あまり距離を詰めて欲しくない空気を出します。

早い段階で相手が心地よい距離を保てるよう察してあげられれば、それ以上摩擦は起きません。

最初は悲しい気もしますが、相手が楽しめないのに一緒にいる時間をつくっても不毛です。

逆に「実は少し気が合わないと思っている人が、距離を詰めてくる」こんな時は・・・

早い段階での「素直な意思表示」が大事です。

世の中は気持ちを察してくれる人ばかりじゃない。

自分が思っている事を伝えられないで曖昧にしていると、どんどん苦しい状況に追い込まれます。

こっちが意思表示してないんだから、相手は良かれと思ってやってる事かもしれません。

はっきりさっぱりNo!と言える人はいいですが、なかなか難しい時は、

代替案を提案するとか、ポジティブな方向でNoを伝えましょう。

ポジティブにNoを伝える方法については後ほど別記事をご紹介します。

適切な意思表示は、実は相手に対して誠実な行為。

そして自分を無駄なストレスから守ります。

◆どうしても距離が取れない場合がある。

いい距離を取りたくても、仕事はどうしても一緒にやらなきゃいけない場合がありますよね。

それが上司だったりすると本当につらい。

だいだい、

相手に迎合して気を使い自分が疲弊するか、正面衝突して摩擦を生む。

どちらにしてもストレスが溜まります。

私がまず最初に提案したいのは「逃げる」。

躊躇せず配置換えをお願いして下さい。

合わない人と無理して仕事をするとパフォーマンスが落ちるので、会社にとっても不利益です。

人はなんとなく好きな人がいれば、嫌いな人もいる。

感覚的な苦手の感情を変えるのは難しいです。

合わない人間同士が、無理して共同作業してもパフォーマンスは上がりません。

仕事以外のストレスにパワーを消耗するからです。

「私は合わない人だらけ!」という方は、自分が我儘でないか振り返って欲しいですが、

どんな人にも一定数どうしても苦手な人はいます。

その2人にとっていい距離は、あまり近づかない場所に居ることです。

人員配置も叶わない・・・どうしても苦手な人と仕事をする場合は、

意思表示をちゃんとできるようにしましょう。

ストレスフリーな環境をつくる方法についてはこちらの記事で具体的に書いています。

◆「No」と言えないのは依存しているから。

相手より自分が弱い立場だと感じていると、なかなか自分らしく振る舞えない。

相手に合わせてしまったり、「No」と言えなくなってしまう方が多い気がします。

相手に影響されることなく自分らしく居るには、

相手がいなくても自分は生きられる自信が心の奥に必要なんだと思います。

誰かに依存しなくても生きられる強さ、どうやったら身に付くのでしょう?

「自分を磨いて努力を重ね自立する」

自分で頑張る以外の方法は思い付きません。

努力すればなんでも希望が叶うとは思いませんが、

最初から自立している人はいません。

みんな何かしらの努力やチャレンジを重ねて、

経済的自立、精神的自立を手に入れています。

努力して成し遂げた何かは自分に自信をくれます。

そして自立はあなたに選択の自由をくれます。

◆組織の人間関係が生むメリットデメリット。

会社勤めをする事はたくさんの人と関りストレスが多いと思う一方、チームで働く楽しさがあります。

私は長く会社勤めしてきましたが、その中には大変な事ばかりではなく充実の瞬間もありました。

仲間意識が生む結束のメリット。

会社内は部や課に分かれていて、チーム単位で毎日仕事をします。

共に困難に立ち向かう苦労を経験すると、自然と仲間意識が生まれます。

結束が深まって何かを達成できた時の充実感。

これはフリーランスではなかなか味わえないと思います。

数年前に私がアパレル会社に勤めていた時の思い出ですが、

当時、商品を店舗に配分して投入する仕事をしていました。

会社のSaleイベント初日、とある商品の売上げが予測を大きく上回り、

私たちは大量に店舗に追加投入しなければならなくなりました。

既に遅い時間で、担当部門のメンバーだけじゃ全然追いつかない。

夜のMTルームに全員で集まってやり方を決めて、皆で手分けしてその商品を発注しました。

その日会社を出たのは遅い時間で身体は疲れていたけれど、心はなんだか熱くなっていました。

チームで仕事するコトの良さを感じた一日でした。

女性脳は出世争いに勝ちたい欲はあまりなくて、横との繋がり・共感性・協調性を大事にする傾向があるそうです。

人との繋がりは時に煩わしくもありますが、無いと充実できないモノ。

自分で上手く距離感のバランスを取るコトが大切です。

停滞のデメリット。

人と交わることの大きなメリットは有益な情報交換。

人間関係が固定されてしまうと、入ってくる情報の幅が狭くなり、思考も狭くなります。

同じ組織に属している人の価値観はもともと似ているので、共感し仲良くなれる人は多いかもしれません。

しかしずっとその中で生きていると、思考パターンが自然とその場所のルールに沿って形成されるので、

いつのまにか物事の選択肢が減ってしまいます。

趣味や子供の繋がりなど、社外・家庭外での社交の場は結構大事なんじゃないかと思います。

まとめ

記事の内容をまとめます。

  • 相手との距離感が掴めればストレスは発生しない。
  • いい関係を作るには素直な意思表示が必要。
  • どうしても合わない人には工夫して伝える。
  • ちゃんとNoと云える自分をつくる。

私は人と話したり、関わるのは得意な方だと思っていましたが、

2020年にコロナ禍でリモートワークの日々が続き、

普段人と過ごしながら大量のエネルギーを消耗していたコトに気付かされました。

コロナ禍で人との関りが減って疲れなくなった反面、何気ない情報交換や会話の楽しさは減りました。

何事も適度がいい。

会社を退職してフリーになり、コロナ禍が続く今では人と会える機会は貴重になりました。

人とのコミュニケーションは疲れるけれど、やっぱり必要。

生身の人間から受けられる影響は多いです。

コロナが収束して、マスク無く会える日はいつ来るんだろう・・・

人と直接会える機会、大切にして行きたいと思います。

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