近年は年金不安・物価高・経済の低迷など
お金に関して何かと考えさせられたり、不安になる機会がたくさんあります。
そもそもお金があっても無くても
『豊かなお金の使い方ができなければ意味がない』と思いませんか?
今回は人生を充実させる為に“お金の判断力をつけよう”という話を書きます。
- 金銭的不安から解放されたい
- もっと楽しく生きたい
- 人生を充実させたい
なにか思う所があれば、ぜひ読んでみて下さい。
目次
【貯めるだけじゃ幸せは来ない】豊かなお金の使い方
◯貯めているだけでなぜ不充分
金銭感覚は人それぞれで、使うのが得意な人・貯めるのが得意な人、色々あると思います。
私はどちらかというとセーブする方が得意で、散財する事には罪悪感を覚えてしまうタイプです。
こういうタイプの人はお金が貯まって良い面もありますが、セーブし過ぎる事で失ってきたチャンスがあります。
具体的には
- 若いうちに人と出逢うこと。
- 体力があるうちに挑戦できること。
- その挑戦から学べること。
『自分の世界を広げる為の経験』にはやはりお金を使うべきです。
口座に貯まっているお金は一つの安心材料にはなるけれど、眠っているお金は自分の人生をおし進めてはくれません。
生活費や最低限の貯蓄とのバランスはもちろん必要だけれど、
自分の未来に投資しなければ人生は広がりません。
◯人に指摘された貧しいお金の使い方
私は30代前半からファイナンシャルプランナーさんに相談して老後向けの貯蓄を始めていました。
順調に貯蓄は増えていましたが、ある時担当のFPさんから言われたのです。
「もう少し自分の生活を充実させる事にお金を回した方がいいかもしれません」
言われてハッとしました。
当時将来の展望もなく、ただ働いてお金を貯蓄に回していた私の生き方は、他人から見たら貧しかったのかもしれません。
そのアドバイスは今でも心に響いていますし、年齢を重ねるとより深く分かります。
自分が元気に動ける時間に限りがあると感じた時、
どうやってお金を有意義に使っていくか?を課題として感じるようになりました。
◯長期的展望を持つ
豊かな使い方をする為に1番大事なのは、やはり長期的目標をもつ事だと思います。
「10年後、20年後自分はどんなふうになっていたいか?」
これがあると判断が楽になります。
理想は頭で考えようとすると難しいけど、
身近な憧れの人や著名人など実在する人を思い浮かべるのが1番簡単です。
明確な理想像があれば、
これは未来の自分の為に必要な支出なのか?
この軸で判断し、使えるお金をしっかり使っていけば良いのです。
◯目標が見つけられない人へ
本当にやりたい事が分からない、見つからないという人はたくさんいますよね。
考えていても分からないのなら尚更、新しい体験や学びにお金を使った方がいい。
自分が何に喜びを感じ、どこに充実感を覚えるのか経験して初めて分かります。
シンプルに楽しそうだなと思える遊びや事柄にお金を使ってみて下さい。
自分の本当の望みや思いは、ストレスのない遊びの時間からふと湧いてくる事が多いです。
まとめ
- 貯金だけでは人生は豊かにならない
- 長期的展望・なりたい自分をイメージしよう
- 理想の自分に近づく為にお金を使おう
たとえたくさんお金を稼ぐ能力があったとしても、使い方が下手だったらあまり意味がないと思うのです。
それよりも今在るお金をいかに自分の為に使うか?
この判断軸を持っておくことをお勧めします。
長い目で見た時に「お金の判断力を持つこと」が、あなたをお金の不安から解放する術だと思います。