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【Tapasの教え】小さな鍛錬を続けなさい。

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  • 物事が続かない
  • いつも先送りにしてしまう
  • なりたい自分に近づけない

この言葉を目にしてドキッとした人に向けて、今回は記事を書きます。

ヨガの教え「Tapas(タパス)」の意味と

物事を習慣化させるのが苦手な方へ、小さなコツをお伝えします。

【Tapasの教え】小さな鍛錬を続けなさい。

▪️Tapas (タパス)とは

Tapasとはヨガの勧戒(ニヤマ)の中の一つ。

※勧戒とは「した方がいい事」

Tapasの意味は「苦業」。

ヨガの修行に於いても日々の仕事に於いても、

自分の決めたことを熱心に行い、努力を続けなさい。

という教えです。

私がこの言葉を学んだ当時、実はあまり心にグッと来ていなかったのですが、

現在ヨガの練習や様々な試みを繰り返す日々の中で、

小さな努力を継続していく事が「いかに重要か」と実感しており、

あらためてこの教えの奥深さを感じます。

何を成すにしても、鍛錬を続けなければ何も始まらない。

例え1日10分の些細な事でも、習慣にして積み重ねた結果

5年後・10年後の自分を形作ります。

▪️習慣化のコツ

継続の大切さを頭では理解しながらも、実際は難しい。

なかなか成果が現れなければ途中で面倒くさくなってしまうし、

いつの間にかすっかり忘れている事が私もあります。

そこで、最近私が実践してる習慣化の方法。

それは「朝一番にやること」。

例えば何か習慣化させたい事柄があれば、

朝起きて、何も考えずそれをやります。

「何も考えず」がポイント。

日中にやろうとすると、

「めんどくさいなぁ」とか「先にアレ済ませてから」とか

頭の中でやらない言い訳をくどくど考えてしまうから、

朝1番に取り組みます。

そうすると「今日自分がやるべき事」が最初に済んでしまうので、

1日の始まりをなんとなくいい気分(小さな達成感)でスタートできます。

「アレをやらなきゃ」という負担感なく習慣化できるお勧めの方法です。

▪️先送りする人の脳には特徴がある

最近Youtubeで「先送り脳」の広告をよく目にします。

仕事を先送りにしてしまいがちな人は、ただ意思が弱いのではなく、

脳に特徴があると言うのです。

様々な情報の中で特に興味深く感じたのは、

脳の扁桃体が大きい人:不安や恐れを感じやすいゆえリスク回避的な思考になる。現状維持を好むので行動を起こすのが苦手でタスクを先延ばしにしやすい。

私は脳科学者ではないの、情報の真偽を確かめることはできないけれど

日々人と接する中で「習慣化しやすい人とそうでない人がいる」というのは事実と感じます。

Youtubeに広告が出てくるという事は、悩んでいる人が多いのだろうとも思います。

もし「先送り脳」の特徴があるかもと思う方は、

  • タスクを細分化して小さな事から始める
  • 一つ終わるごとに自分にご褒美をあげる

など色々取り組み方があるようなので、興味あれば検索してみて下さい。

▪️自己肯定感を生む為の鍛錬

何かを成し遂げる為の努力、つまりは「鍛錬」を積み重ねていった方がいい

と思う最大の理由は、

それが自信になり、自己肯定感に繋がるから。

自信のない人が自信を付ける方法は、経験と実績を積む以外ありません。

たとえどんなに恵まれた素質を持って生まれても、努力ができなければ、

継続して努力する人には敵いません。

それは自分が長く生きれば生きるほどそう思うのです。

成功している人は無意識に習慣化している「Tapas」があるはずです。

▪️自分のTapasを楽しんで

Tapasは「苦業」と訳されるのですが、

決して苦しい事に限らなくてもいいのかなと思います。

例えば、ヨガが楽しくて毎日練習していたら自然に上達していた。

これはこれで理想ではないでしょうか?

身体を壊さない程度に、

嫌いにならない程度に、

続けられる範囲で続ける。

これもまたその人らしい未来の姿に繋がります。

新しい何かを始めなくとも、

あなたが無意識に生活の中で積み上げているTapasはありませんか?

その習慣が積み上がる先の姿があなたの未来。

なりたい自分になる為に、Tapasを積み続けましょう!

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