『仕事・お金・健康』のコト。

konoblog

blog health

【食欲から解放される時間】月1の週末ファスティング。

投稿日:

最近はやりのファスティング・・・

興味はあるけど、なかなかやる気にはなれない。

体質改善に良いとは言え、断食には食欲を我慢するという高いハードルがあります。

今回は、月1で短期間のファスティングを実践する自分の体験談。

「ファスティングの良い・悪い」

素直な体感を書きたいと思います。

【食欲から解放される時間】月1の週末ファスティング。

◆食欲は抑えられない。

欲は体からの生理的要求なので、意思でコントロールしようとするのは難しいです。

むしろできないと思っていた方が良いかも。

強い意志の力で一度は我慢できたとしても、後からストレスになって爆発した経験、ありませんか?

ファスティングは食を我慢しなければいけないので、確かに気が重いです。

始める前は、若干憂鬱になったり、プレッシャーを感じます。

なるべく体に負担が少ないように、私は月1回の生理周期に合わせて実践するようにしています。

生理と言うと月経がある女性限定の話になってしまいますが・・・

①時々激しい空腹感がある。②甘いモノ好き。

この二つに該当する方は、ニセモノの空腹に騙されているかもしれないので、こちらの記事を読んでみて下さい!

ファスティングには生理周期を利用。

美容・ダイエットに向いていると言われる期間、

生理開始から1週間後の「卵胞期」と言われる期間にファスティングを実践します。

エストロゲンという女性ホルモンが優位になるこの期間は、

体内の毒を外に出しやすい体になっています。

また、ホルモンの影響で副交感神経が優位になりやすいので、身体も軽く、精神的にも落ち着く状態に。

人により感じ方の違いはありますが、女性の体は常にホルモンバランスに支配されている。

月周期で心と体の揺らぎを感じている人は多いのではないでしょうか。

私は生理が始まった途端に、

  • 便秘・むくみ・停滞感
  • 吹き出物
  • 食欲
  • イライラ・不安感

がサーっと嘘みたいに流れる感覚があります。

この日が来たら、毎月ファスティングへのカウントダウンが始まります。

◆週末でできるファスティング。

以前、3日間の断食を含む計7日間のプログラムを実践していました。

1週間もやれば、体への効果も大きいのですが、社会人生活をしながら7日間食事をコントロールするのは難しいと感じました。

なので、現在はもう少し短い期間で実践しています。

  • 1~2日目:準備食期間(玄米、魚、野菜、果物などの準備食)
  • 3日目:断食(水、酵素ジュースのみ)
  • 4日目:復食(重湯→おかゆ、味噌汁)
  • 5日目:復食予備日(なるべく胃に負担がない食事)

週末の休みに合わせてやるならば、木曜と金曜は体にいい準備食。

土曜断食、日曜復食、月曜は予備。

これで実践できるので、社会生活への影響はかなり抑えられます。

✾ファスティングの気持ち良さ。

とはいっても、大事な週末をつぶしてまでやるからには、どんな良い事があるの?

ファスティング本来の目的や効果については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

ここでは、ファスティング中のリアルな体感をお伝えしたいと思います。

食欲からの解放

美味しい物がいっぱいある世の中だからこそ、日々誘惑を我慢していませんか?

昼ごはんのメニューを決める時「これはカロリー高そうだからやめておこう」とか。

夕食を終わりにする時「もっと食べたいけど・・太るからやめておこう」とか。

欲を理性でコントロールする瞬間、脳はパワーを使いストレス物質を溜めます。

ファスティング中はそもそも食がないので、そういった煩悩から一時的に開放される時間です。

メニューを考え、準備、後片付けの時間はない。消化にエネルギーも使わない。

いつもよりたくさん他の事に使う時間とエネルギーがある特別期間なんです。

美容が楽しい時間。

ファスティング中は、シンプルに自分がキレイになれる事を実感できます。

体型が気になっていた方は、分かりやすく体重が減りますし、

期間中は経皮吸収が良くなるので、いつもはしない特別な肌ケアや、エステで外側からケアしても効果が出ます。

食事の時間がカットされる分、普段面倒くさくてできない事を計画し、思い切り美容の楽しさを味わえます。

触った肌の感じも、いつもと違う柔らかさ、モチッとしたみずみずしさが感じられるのです。

味覚変化で食習慣改善。

ファスティングの前と後で一番変化が感じられるのは味覚。

断食明けの食事でいつも以上に味を敏感に感じとれるのは、なんとなく想像できますよね。

先日読んだ本に、「味覚は10日間で生まれ変わる」と書いてありました。

少し早いようにも感じるかもしれませんが、この情報には納得感があります。

私の経験上も、味覚は結構すぐに変えられます。

ファスティングの期間は5日間程ですが、味覚が大きく変化しているので、その後の食事にも余韻が残ります。

舌が敏感になっている間に、消化にいい自然の食事を続け、

過剰な甘味、塩味、濃い味を好まないようになってきたら、食の健康習慣を手にしたと言えるでしょう。

でも味覚はすぐ変化するので、ジャンキーな食生活に戻れば、味覚が戻るのもあっという間です。

✾ファスティングの辛さ。

普段にはない心地良さが感じられる一方、辛く感じる瞬間も、もちろんあります。

とにかく眠くてパワーがない。

カロリーを摂っていないので当然パワー不足で、日中もすぐ眠くなります。

外出中は歩くだけでもしんどく感じたり、荷物がめちゃくちゃ重く感じたり、エネルギー欠乏を如実に感じるので、

重要な仕事で集中してパワーを出さなければならない時は、断食はおススメできません。

食べ物から得られるパワーは偉大なのです。

空腹との闘い。

常にあるわけではないのですが、やっぱり空腹感はあります。

思考が「断食モード」になっているので、食べ物に手が伸びる事はないけれど、

気が付いたら食べ物の事ばっかり考えていたりします。

「終わったら何食べようかなぁ・・・グルグルグル」みたいに。

まさに思考が食欲に支配されてる瞬間ですね。

辛い時は・・・あえて散歩に出掛けます。

体を動かして、交感神経を活性化させてあげた方が、気分良く前向きになります。

リバウンドは時間差で。

ダイエットでのリバウンドはあるあるですが、

ファスティングも精神に負担がかかっているので、時間差でリバウンドはきます。

私の場合、ファスティングが順調に終了し、その後ゆっくり復食して、暫く安定期を楽しめたとしても、

排卵が来て、黄体期に入ると途端に食欲が抑えられなくなる事があります。

その時期は甘い物をたくさん食べてしまう事、今もあります。

やはり女性ホルモン変化が要因で、今まで優位だったエストロゲンが減って、プロゲステロンが優位になる事で体の様子が変わってしまうのです。

食欲の原因が分かっているので、必要以上に落ち込む事はあまりしなくなりました。

黄体期は体に必要な栄養だと割り切って、なるべくご飯を食べ、

少し増えた体重と汚れて疲れた胃腸を、また卵胞期できれいにリセットする。

このシーソーのようなバランスで過ごしています。

ただ、ファスティングで脂肪燃焼しやすい体ができていると、黄体期に食事量が増えても体重増はたいしてありません。

太りにくい体質・食習慣の基礎を作れるのがファスティングのメリットなのです。

まとめ

  • 食欲はそもそもコントロールしようと思わない方がいい。
  • 生理周期(体の周期)を利用してファスティングはやりやすくなる。
  • 社会生活を邪魔しないのが週末ファスティング。
  • ファスティング中は心も体も洗われるスペシャルな時間。
  • ファスティングの何が大変なのか?先に知っておこう。
  • 習慣化すると溜めにくく、太りにくい体質へ。

半年以上、月1のファスティングを続けてますが、

期間中は若干の辛さや不自由さがありながらも、

このなんとも言えない「心地良さ」は病みつきにもなる感覚です。

私の体感を全員が同じように感じるとは限らないので、

実践したら、もっともっと「辛い!」が多いかもしれない。

準備不足で断食したり、普段の食生活とあまりにも落差が激しい場合、

ファスティング中に頭痛・めまいなどの副反応がひどく出ます。

体が慣れていない事が原因なので、そんな時はいきなりファスティングから始めずに、

まずは食生活習慣の見直しをおススメします。

ご興味あれば、ファスティングカウンセリングをぜひ受けてみて下さい✾

ダイエットや健康習慣と同じように、

ファスティングは一度だけではなく、習慣的実践に意味があります。

まずは自分の生活で変えられる範囲からスタートしてみませんか?

-blog, health

Copyright© konoblog , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.