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【2021年】NISA枠で株を買おう!どんな銘柄を選ぶ?

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こんにちは。

「株式投資始めてみたいけど、どんなふうに銘柄を選べばいいか分からない。」

分からない事が理由でなかなか投資を始められない人は多いと思います。

今回はそんな方がなるべく具体的なイメージを持って楽しく考えられるように、株選びの実録レポートを書いていこうと思います。

私は2020年にNISA枠で運用していた投資信託を全て売却し、新たに得られるNISA枠(120万円)で株の購入を考えています。

  • どんな基準で
  • どんな株を選んだのか

を、これから詳細にレポートしていきます!

【2021年】NISA枠で株を買おう!どんな銘柄を選ぶ?

NISAって何?

そもそもNISA枠って何?と思った方にごく簡単に説明します。

金融商品売買で得た利益にかかる税金が→¥0になる枠の事。

NISAについての詳細はこの記事で触れていますので、読んでみて下さい。

現在のルールでは、

  • NISAの投資可能期間は、2023年12月末まで。
  • 非課税期間は最長5年間。

2024年以降、非課税投資枠が無くなるとは考えにくいですが、 とりあえず5年間運用する設定で銘柄を選んでいきます。

銘柄候補を選ぶ。『直近5年で成長が見込める業界ってなんだろう?』

だいたいの投資期間が決まったら・・・

今の世相や時代の流れを考えながら、どんな分野・業界が今後成長しそうなのか考えてみましょう。

SBI証券では会社名を入力しなくても「関連キーワード」で検索できるので気になったワードを入力すると、関連会社をピックアップしてくれます。

具体的に私が候補にリストアップした分野を挙げていきます。

①DIY・ホームセンター・家電小売業

コロナで巣ごもり生活や地方移住の需要が進み、DIY製品や家電が揃う小売業は売上を伸ばしています。

私自身が地方暮らしや、住居作りに興味があったので注目していました。

2、3年後にコロナが完全終息したとしても、心地よい暮らしに重点を置く流れは変わらないと思うので候補入りです。

②ネットショップビジネス

これは、単純に自分自身が2020年にお世話になったので注目しました。

コロナによるネットショップの繁栄 + 個人ビジネスを始める人が増えて一気に需要が高まったと言えます。

BASEの存在は数年前から知っていましたが、2020年後半からはTVCMでよく見るようになりました。

実際に顧客として利用し、その利便性を実感した事が候補入りの理由です。

③スポーツジム・フィットネス業界

この業界は、自分自身がヨガスタジオに通っていたり、パーソナルトレーナー業界の事を調べたり、ヨガインストラクター求人を探す中で自然と情報が集まっていました。

コロナによる運動不足や、健康寿命を伸ばすといった長期的な意味でも需要拡大の要素は十分にありますが、まだまだ不安定な職種だと思っています。

業界全体としては不安定ながらも、一つ注目した会社がありました。

カーブスホールディングスです。

アメリカ テキサス州発祥のシニア女性向け体操教室をフランチャイズ展開している事業です。

街で「Curves」の看板を見かけたことがある人も多いかと思います。

なぜここに注目したかと言うと、この不況下において多くの求人募集が出ていたから!

企業は成長拡大する見込みがないと積極的に採用活動はできません。

先行き不安定で人を大量採用する会社が少ない中で、カーブスは目立っており、資本が安定しているのだなと感じさせました。

事業内容についても、今後需要が上がる見込みがありそうと感じたので候補に入れました。

④旅行業・航空業

この業界は、今後の成長が見込めると言うより、2020年に極端に低迷した産業と言えます。

国内の移動でさえ気を遣う一年だったので、海外旅行や飛行機の利用はかなり減りました。

この業界に注目したのは、コロナ終息後に絶対に需要が復活すると考えられるからです。

本来の実力以上に株価が下がっている現在は、かなり買い時だと言えます。

そういった理由で、個人的に旅行や飛行機が好きという訳ではないけれど、リストの候補入りとなりました。

日々の生活の中で感じる事が選ぶキッカケ。

このように日常生活の中で自然と体感している感覚が銘柄選定の糸口になります。

  • 自分が興味をもって調べていること。
  • 利用して良かったサービス
  • 一時的に価値を落としているサービス。

気になる会社の株が上場されていて、買えるかどうかを調べる事が株選びの第一歩になります。

株の選び方の考え方については他にも記事を書いています。興味があれば是非読んでみて下さい!

その株価は割安なのか調べる。「PER」と「PBR」

気になる株がリストアップできたら、次は株の値段が割安なのか?割高なのか?

「PER」と「PBR」という株式指標を使って検討していきます。

「PER」と「PBR」→株価の割安性を測る指標。

PERは(株価収益率)

  • PERは、“会社の利益と株価の関係”を表す。
  • PER(株価収益率)=株価÷1株あたりの純利益。
  • PERが低ければ低いほど、『会社が稼ぐ利益に対して株価が割安だ』と言える。

PBRは(株価純資産倍率)

  • PBRは、“会社の純資産と株価の関係”を表す。
  • 企業の持っている株主資本(純資産)から見た株価の割安度がわかる。
  • PBRが低ければ低いほど『会社の純資産に対して株価が割安だ』と言える。

現状の日経平均PER・PBRと候補に挙げた会社の数字を比較していきましょう!

候補
分類
銘柄PERPBR割安
評価
 -日経平均25.31.2-
DIYDCMホールディングス8.60.8
DIYケーヨー22.91.1
家電ケーズホールディングス10.51.1
ネット
ショップ
BASE609.654.0×
フィットネスカーブスホールディングス113.78.5×
旅行H.I.S7.51.2
航空日本航空14.30.8
航空ANA32.80.9

平均より数字が高ければ数字を赤くしています。

表の一番右端の列に対象銘柄の割安判定を出しました。

指標からみると、BASEとカーブスホールディングスの株価は現在の会社の利益・純資産から考えると割高と判断できます。

会社の事業内容が魅力的であっても、既に周囲から評価され、価格が上がってしまっている株式は今回のリストからは外します。

半永久的にその会社のファンで、長く応援したい場合は買っても良いと思いますが、非課税期限のあるNISA枠を使わない方がいいと思います。

株式指標はPER・PBRの他にも色々とありますが、最初からいろんな数字を見過ぎると余計に混乱するので、おすすめしません。

私たちはプロではないので、手持ちの投資資金の中でとにかく実践を積む事をおすすめします。

今回実例に挙げたように、二つくらいの指標で、ごく単純にジャッジする事から始めてみてはいかがでしょうか?

慣れてきたら、見る指標を増やしたり、同業者と比べてみたり、色々分析するのも楽しいと思います。

今回私が購入した株の運用状況は、また一年後に成績発表しようと思っています!

まとめ

【2021年】NISA枠で株を買おう!どんな銘柄を選ぶ?

いかがでしたか?少しでも株選びの参考になれば幸いです。

株に限らず、資産運用をやってみたいなと思った方はこちらの記事に細かく情報を載せていますので、興味があれば是非読んでみて下さい。

まだNISAを使っていない人は絶対に利用した方が得なので、まずは講座を作るところから始めましょう!

2020年年末は日経平均株価が¥27.000台に乗ったニュースを見てびっくりしました。

コロナで景気は悪いはずなのに、株価は上昇して1991年4月以来の高値を更新。

これは一体どういう事なのだろう?と不思議に思いました。

私は金融のプロではないので、深く考察できないのですが、様々な人の意識が預金から投資に向いているのは明らかだと感じました。

もちろん全ての株が値上がりしている訳ではありませんし、どんな投資にも、元本割れのリスクがあります。

いきなり多額のお金で失敗する前に、少額で経験を重ね、金融リテラシーを高めていきましょう!

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