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体が硬い人はヨガはできないの?・・そもそもYOGAって何?

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こんにちは。

ヨガってどんなイメージですか?

ヨガを学ぶ前の私のイメージはこんな感じ。

  1. 体が柔らかい、または柔らかくする事が目的でやるモノ。
  2. 美容・スタイル・生活に対して意識の高い女子がやる。
  3. 細くてキレイな女性インストラクターさんが教えている。

柔軟な体に憧れを抱き、自分の体が硬いコトに若干の引け目を感じながら、毎回レッスンに通っていました。

ヨガを本格的に学び始めて2ヶ月。

私の中の『ヨガに対する印象・心構え・考え方』は以前とはかなり異なります。

今回は、私がスクールレッスンや書籍から学んだ『YOGA』について書いていきます。

体が硬い人はヨガはできないの?・・そもそもYOGAって何?

体が硬いとヨガはできないの?

→答えはNoです。なぜなら、

ポーズを完成形にする事が最終目的ではないから。

元来ヨガの目的は『瞑想を深めること』。

ポーズは瞑想を深めるための過程の一つ。

現代では、ヨガは様々なポーズを行うエクササイズ的なモノと捉えられています。

実は、古典ヨガのポーズは瞑想時に行う「坐法」一つしかありませんでした。

「体が安定し、痛みがなく、快適な状態」

で坐法を行い、瞑想を深め、心を無にして悟りを開くこと。

これを最終的な目的として生まれたのがヨガの起源。

安定して快適な坐法のためには柔軟性や筋力が必要となり、

それ鍛える為に後々様々なポーズが生まれ、まとめられ体系化されたのが現代に通じるヨガの始まりです。

ヨガの教え『今ここにあるものに満たされる。』

瞑想を深める為には身体だけではなく精神の鍛練も必要になります。

ヨガの語源は「つなぐ」。

  • 心と体をつなぐ。
  • 自分と宇宙をつなぐ。
  • 「自分」と「本当の自分(真我)」をつなぐ。

などと言われています。

ポーズで体を鍛えるだけじゃなく、その呼吸法・哲学・考え方についてはたくさんの教えがあります。

教えの中の一つに、

「今の自分を知り、受け入れ、満足する。」

という節があります。

人の体は、

  • 生まれつきの骨格。
  • 小さい頃にどんなスポーツをやっていたか。
  • 日々の生活習慣の積み重ね。

によってそれぞれ違います。

大切なのは今の自分の状態を知ること。「それは〇でも×でもない。」と意識する事。

毎回のレッスンでは、

  • 「今日の自分ができる所までやる。」
  • 「自分が気持ち良く呼吸できる場所で止める。」

が正解。

体を柔らかくしたい一心で、痛みを無視してぐいぐい引っ張って、先生と同じポーズをとろうとしてた私は間違っていました。

人ではなくて、自分を見つめるのがヨガ。

ヨガをやっていて思うのは、筋肉を緊張させる事は出来できても、緩める事がほんとうに難しい!

深い呼吸でリラックスしないと、固まった筋肉が伸びてこないのです。

これを意識してからは、自分の柔軟性を人と比べて気が引ける事も、痛みに対する不安を感じる事も無くなりました。

精神的な教えは他にもたくさんあるので、また別の機会でご紹介していきますね。

ヨガとは、自分の心と体を内観し「自己実現」を目指すトレーニング。

とても宗教的な側面があり、体の動かし方は似ていても、ストレッチとの違いはここにあると感じています。

「柔らかければいい訳じゃない。」柔軟性のメリット・デメリット。

古来ヨガの目的や、教えを理解して意識が変わりつつも、それでもやっぱり柔らかい体への憧れがぬぐえない私。

そんな折、ヨガの先生からこんな情報を頂きました。

無理に伸ばすことのデメリット。

例えば柔らかいの象徴「180°開脚」。

私もなんとなく憧れがあり、Youtubeでトレーニング動画を視聴したりしていましたが・・・

これを無理にやろうとすると、なんと「将来尿モレがひどくなる!!」と言うのです。

内腿の筋肉(内転筋)を必要以上に伸ばし過ぎるとそんなリスクがあるそうです。

内転筋や骨盤底筋群をしっかりと鍛えていれば心配ないそうですが、

女性は出産をキッカケに骨盤がゆがんだり、骨盤底筋群に大きなダメージを受けるモノ。

「尿モレ」なんてセンシティブな話題、周囲には言わないから聞かないだけで結構多いそうです。

その証拠に中高年女性向けの紙パンツのTVCM、よくやってますよね。

ストレッチで伸ばす動作だけじゃなく、ちゃんと筋肉を鍛える動きもセットでやらないと危険だとこのタイミングで知れて本当に良かったです。

私自身は体が硬いので、柔らかい人の悩みを実感する事はできないのですが、

「柔らかければいい訳じゃない。」は何度か聞いたことがあります。

人にはそれぞれ適正な可動域が存在するので、トレーニング時は自分の体とよく対話をしましょう。

痛みを感じたり、関節が反発する方向に無理に押すと怪我・疾患に繋がります。

柔軟性を高めることのメリット。

体の柔軟性を高める = 本来動く範囲の可動域に戻してあげる事で得られるメリットはたくさんあります。

  • 血行促進。
  • むくみ改善。
  • リンパ循環促進。
  • 老廃物排出。
  • 基礎代謝UP。
  • 脂肪燃焼。
  • 姿勢・腰痛・肩こり改善・・・etc。

ヨガは有酸素運動のように心拍数をあげてカロリーを消費する運動ではありません。

なのにダイエットやボディシェイプの効果が多くうたわれているのには、確かな理由があります。

ヨガで柔軟性を高め、可動域を広げると、からだの代謝が高まり、痩せやすくなります。

更に適度な筋力がつけば、同じ30分の運動だったとしても、より温まりやすく、燃えやすくなります。

ヨガの効果はレッスン以外の時間、つまり睡眠中も含めた日常生活の中で発揮されるのです。

だから、

  • 「辛い食事制限なしでラクに痩せたい!」
  • 「体のラインをキレイにしたい!」

のであれば、いきなりきつい有酸素運動に取り組むよりも、

ヨガやストレッチで可動域を広げたり、骨盤や背骨を正しい位置に戻してからやる方が効果的。

ゆがんだ姿勢のまま頑張ってもなかなか体のラインは変わりません。

『ポースの軽減』・『道具』は積極的に使おう!

ヨガを学ぶ前と後で、ポーズへの意識は確実に変わったのですが、

もう一つ変わったのは『ポースの軽減』や『道具』を積極的に使うようになりました。

『ポースの軽減』とは・・・

  • 「背骨が丸まってしまう人は膝を曲げて~」
  • 「首に痛みがある人は捻りを緩めて~」
  • 「股関節に痛みがある人は足幅を狭めて~」

など、インストラクターさんがレッスン中に言う、ポーズを少し軽くする方法の事。

『道具』とは・・・

  • ブランケット・・・骨盤を立てる為に坐骨の下に敷いたり、
  • ヨガブロック・・・床に手が届かない時に下に置いたり、
  • ヨガベルト・・・足に手が届かない時に引っかけたり(タオルやチューブで代用可)

ポーズの完成形をサポートする時に使います。

以前の私は、ポーズを緩めたり道具を使ったりすると、なんだか「負けた」ような気がしていました。

若干痛くて呼吸が苦しくても、頑張ってポーズに耐えた方がエラいのだと勝手に思い込んで頑張っていました。

インストラクターさんの指示を、あまりちゃんと聞いてなかったと思います。

ですが習えば習うほど、これは素直に使った方が結果的に近道なのだと理解しました。

ポーズの軽減や道具は、いつか最終形に辿り着く為の段階的なサポートになります。

柔軟性や関節可動域には個人差があるので、今の自分に最適な位置でホールドし、深い呼吸をする方が正しくポーズが深まります。

骨盤がズレたり、背骨が曲がった姿勢のまま形だけポーズをとっても効果は半減。

むしろ怪我に繋がります。

体の柔軟性は、その日の体調や、朝と夕方など時間帯によっても変わるので、少し呼吸しづらいなと思ったら積極的に使っていきましょう!

まとめ

ヨガはインドが発祥の地です。

先日インド好きの友人とこんな会話をしました。

「ヨガのイメージは本場インドと日本ではかなり違う。」

  • 日本ではとにかくキレイな女の人がスタジオで教えるモノ。
  • インドでは恰幅の良いおじさんがその辺でやってるモノ。

確かに。と思いました。

ヨガは1995年にハリウッドセレブ達が火付け役となり、世界的なブームを迎えました。

近年の日本においても、ヨガはきれいな女性がやるおしゃれなモノというイメージが強く定着しています。

私もその外見的イメージに惹かれて始めた1人でした。

でも実際に学んでみると、

年齢性別問わず、誰にでも勧められる『簡単な心身健康法』でした。

  • マットを置くわずかなスペースがあればできる。
  • 筋トレマシーンも要らない。
  • 体だけじゃなくて心も健やかになれる。

YOGAは素敵なメソッドです。

ヨガのイメージで気後れしてしまう人も、試しに私とヨガをやってみませんか?

ご興味があれば、オンラインパーソナルレッスンへの参加お待ちしています!!

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