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【身体の悩み解決編⑨】艶肌はハイライトじゃなくて生活習慣で作れる!

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今回は肌の話です。

長期間のマスク生活で、肌が荒れてしまったという話をたくさん聞きます。

  • 乾燥
  • 肌かぶれ
  • 吹き出物

肌トラブルが出た時はまずは皮膚科に行って・・・、

そのあと、基礎化粧品の見直しやケミカルピーリング、少しグレードの高い美容液を導入すべきか、、

なんて悩んでみたりしますよね。

今日伝えたいのはそのどれでもなく

「食事」「血行」「休息」で体を整えて、ツヤとハリのある健康的な肌に根本改善する東洋医学の話をしたいと思います。

今回は「帝国ホテル」内で、完全予約制の漢方薬局を営む幸井俊高さんの本。

【ビューティ漢方道】からの学びと自身の体験を含めて書いていきます。

【身体の悩み解決編⑨】艶肌はハイライトじゃなくて生活習慣で作れる!

◇肌を一番外側にある臓器と捉える。

  • 皮膚科でもらった薬、使わなくなったらまた吹き出物が出てきた。
  • せっかくの美容液、なんだかあまり効果が感じられない。

こんな経験ありませんか?

肌は私達の体の1番外側をおおう臓器のようなモノです。

  • 毎日口に入れるモノ
  • 体内で作られて循環する血液
  • 水分と老廃物の代謝・細胞再生

によって作られます。

外から塗る薬は、一時的に炎症を抑える効果はあっても、

体内で肌を作るしくみが乱れていると、また元に戻ってしまうんです。

最先端の美容成分も、ちゃんと吸収できる下地(内臓)が整っていないと体内を素通りしてしまう。

あまり効果はないんです。

皮膚は内臓の鏡
漢方では、内臓の不調が皮膚のトラブルに現れるという考え方です。

ビューティ漢方道

疲れが溜まっている時は肌色がくすむ。
ホルモンバランスが乱れる時はニキビがでる。
自律神経が乱れている時は目が充血する。

漢方医は患者の顔を見るだけで、その人の健康状態が推測できると言います。

著者の運営する石花房 幸福薬局では、症状別対処療法ではなく、カウンセリングをして個々の体質別に薬を処方するそうです。

漢方医学では、タイプ別におおまかな体質に分けられます。

  • 不足タイプ(虚弱)
  • ため込むタイプ(過剰)
  • どろどろタイプ(停滞)
  • アンバランスタイプ(不均衡)

自分の体質が気になる方は、簡単にできるのでやってみて下さい。

漢方 体質別診断

◇内側から輝く肌を作る習慣。

それは漢方的に言うと、気血(きけつ)を整える習慣。

気=生命力や生命エネルギー
血=人体を養う栄養や血液のこと

ビューティ漢方道

良質な気血は、まず食事を通して体に取り込まれます。

「食」で内臓をキレイに。

化粧品を外側から塗るより、体の中に入れる物を変える方が、断然効果がある。そして早い。

これは経験からも言えます。

特に内臓不調が肌に出てる場合は、まず腸内環境が整っているか?意識してみて下さい。

腸の中は見えないけど、お通じで分かります。

  • 便秘・下痢を繰り返してないか?
  • 色、硬さ、においはどうか?
  • 排便がスムーズか?
  • 残便感は?
  • お腹にガスが溜まっていないか?

日々の便の様子で、腸が順調に働いているかはなんとなく体感できると思います。

健康的なお通じを出すのに一番簡単なのは、色々な食材を食べること。

肉 or 乳製品 or 野菜ばかり、
おやつ or 加工食品 or 外食ばかり、
生食 or 加熱食ばかり、

何かに偏ると、どこかの栄養が不足します。

食べたものを代謝して、老廃物を体外に排出するには、タンパク質も炭水化物も糖も適切な量が必要になります。

そもそも食べ過ぎで内臓が疲れているなら、少し休息を。

この記事でどんな食事が消化に悪影響なのか、詳しく書いているので興味がある方は参考にしてみて下さい。

また、肌荒れは食品の遅延型アレルギーが影響している可能性もあります。

遅延型アレルギーとは、時間差でやってくる自覚しにくい隠れたアレルギー。

食事によって日々変化するモノなので、気になる方は一度調べてみるのもいいかもしれません。

「運動」で血を流す。

良質な気血を得たら、それを循環させたい。

せっかく栄養を得ても、体内で流されなければ元気な肌は作られません。

  • 毎朝10分のヨガ
  • ラジオ体操
  • 駅まで15分のウォーキング
  • 夜の散歩、ストレッチ

がっつりジムで汗を流さなくても、続けられるこまめな運動は、気持ちも肌も良くしてくれます。

運動の他にも、湯船に浸かる・セルフマッサージ・青竹踏みなど、体を温める習慣もおすすめです。

「睡眠」で心まで整える。

眠っている間は、細胞が生まれ変わっている時間です。

食事で気血が養えて、適度な運動でエネルギーが巡れば、自然と健やかな眠りが得られるはずですが・・・、

眠りが不足する理由は多種多様なので、まずは自分自身が眠りを大切に考える事が重要です。

こちらの記事では、より睡眠を意識した食事や運動の方法ついて書いています。

睡眠には体の休息だけでなく、ストレスを解消する力もあるので、心の安定にも繋がります。

最近良く眠れないと感じる方、ぜひ読んでみて下さい!

実は私自身も、夏のあいだに自律神経が乱れて眠りが浅くなってしまいました。

そこで、毎朝マインドフルネス瞑想をして、脳をほぐす事に注力してみました。

1ヶ月も経たずに効果が現れて、夜中に起きる事がなくなりました!

寝つきもいいし、起床時の寝不足感もありません。

もし頭を使い過ぎていると感じる方は、瞑想で脳を休ませる事をおすすめします。

まとめ

  • 肌トラブルは内臓の調子が悪いサイン。
  • 内側を整えないと根本改善はできない。
  • 気血(きけつ)を整える習慣が健康的な肌のつやを生む。
  • 食事・血液循環・休息のサイクルで体の内側からキレイに。

記事では、万人にとって良いであろう当たり前の事を書いています。

実際は、その人の体質によって何がダメで何が良いのかは違います。

私も色々な食事や健康法を実践しながら、自分に合う合わないを体感してきました。

私が個人で運営するSalon Sileneでは、個々の悩みをお聞きして、ヨガのパーソナルレッスンやファスティングカウンセリングのサービスを提供します。

なかなか一人で一歩を踏み出せない方、この機会にぜひ利用してみて下さい✾

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