お給料上げたいシリーズ第6弾。
今回は、特に新しい仕事を始めて間もない方に向けての内容です。
仕事の進め方、態度、行動など日々の細かいコトにおいて、
どんなやり方がいいのか分からない。
そんな時に、「周りの力を使って楽に自分を成長させる方法」を書いていきます。
目次
『お給料上げたいけど、なかなか評価されません⑥』人のいい所全部吸収する。
□いい所を吸収したいなら真似する。
あなたの周囲には、
- 同期だけど仕事ができるヤツ
- 優秀な先輩
- 尊敬できる上司
いますか?
なかなか評価が上がらず悩んでるのなら、とにかく周囲の素敵な人を真似してみる。
これが一番具体的且つ簡単な方法です。
リアルな見本がそこに存在しているので、明日からすぐできます。
どんなに些細な事でもいい。
特に自分が迷っている事、分からない事について、相手を深く観察します。
- 朝のルーティンは?
- 朝一で何の仕事しているか?
- 一日の時間配分、スケジューリング。
- 人との会話、接し方。
- どの程度残業するか?
- 読んでいる本は?
- 余暇の時間は何してる?
- どうやって問題解決しているか?
あまりジッと見てるとストーカーっぽくなってしまうので、
ストレートに本人に聞くのが一番いいと思います。
「あなたを素敵に思っているからやり方を参考にしたい。」
と伝えれば、気を悪くする人はいません。
質問以上に教えてくれるかもしれません。
対象は一人に絞る必要はないし、その人の全部を真似する必要もない。
こうなりたいと思う人が何人いてもいいし、人のいい部分だけ取れば良い。
もし質問相手が上司なら、成長意欲が直接伝わるので、その後も気にかけてくれるでしょう。
□真似しても人と同じにはならない。
真似ばかりしていたら、ただの他人のコピー。
自分らしさが無くなってしまう・・・
そんな心配は無用。
どんなに真似しても、相手と同じにはなりません。
自然と自分流になってしまいます。
自分の経験値と相手の経験値には差があり、置かれている状況も違うので、
やり方を真似しても、完成したモノは違くなります。
私は以前、正社員に昇格する為にどうしても成果を出したくて、成績が良い人に質問に行きました。
その時は、
「どうすればコレが上手くいくようになりますか?」
という具体的な質問でした。
私は答えを持ち帰り、そのままの方法で試行錯誤しましたが・・
結局同じにはならず、その後自己流にアレンジし、数値結果を出すことができました。
始まりは真似だったとしても、
どんなやり方でアプローチするかのヒントをもらうだけで、一歩進むきっかけになります。
そして結果が出れば周囲と差をつけることができます。
□周りに手本がいない時は・・
自分の周囲には素敵だと思える人がいない。
それなら、あなたが存在する場所を変えないといけません。
周りの個人に魅力がないというよりは、その場所はなりたいあなたにフィットしていないんです。
人は似たタイプの人間を引き寄せるので、そのコミュニティには自然と同質のタイプが集まります。
コミュニティの数だけ世界が存在し、何が正解というわけじゃありません。
職場・習い事・交友関係。
自分が足を運ぶ場所を変えれば、新しい世界の人と出逢えます。
同時に、イヤイヤながらそのコミュニティに長く居座れば、
無意識にそこの常識が当たり前になり、自分もその世界に染まっていきます。
□本・メディアから吸収。
あえて自分が住む世界の外から刺激を受けたいのであれば、
有名企業社長など、ビジネスで大成している人が書いた仕事指南書を読んだり、
好きな著名人のブログ・Youtubeを見るでもいいかもしれません。
情報発信社会なので、自分から探しに行けばいくらでも見つかります。
大衆向けに書かれたビジネス書は、リアルさには欠けますが、
今の自分に響く部分だけ吸収し、出来るコトだけやればいいと思います。
とにかくビジネス書がいっぱいありすぎて、何を選べばいいか分からない方に向けて、
素敵な仕事術の本をご紹介します。
松浦弥太郎さんは文筆家、書籍商。「暮しの手帖」前編集長。cookpadの新サービス「くらしのきほん」編集長。
https://ja.wikipedia.org/wiki/松浦弥太郎
10年以上前に出版された本なので、私は図書館で借りて読みました。
シンプルに短く弥太郎さんの仕事スタンスが書かれています。
新社会人から中堅まで幅広く為になる、とても共感深い内容でした。
特にいいなと思った目次は、
- いい仕事をするために遊ぶ
- あえて距離を縮めない
- 毎日、自分をアップデート
- いらない情報は遮断する
- 豊かさの貯金
- 直感を信じよう、勇気を出そう
文字数も少なくさっと読めてしまう量なので、一読をおススメします。
ビジネス書には自分に合う合わないがあるので、深く響く一冊にはなかなか出逢えないものです。
私が感銘を受けた一冊は、他の記事で紹介しています。
問題解決・課題解決の根本を教えてくれる本です。
興味があればぜひ読んでみて下さい!
まとめ
人のいい所、全部吸収(真似を)する。
どうでしょう、明日からできそうですか?
人の真似は自分をアップデートするきっかけの一つにすぎません。
恰好悪いと思わずに積極的にやってみて下さい。
そこから始まり、自分なりの方法に進化して、自分だけの最強仕事術が出来上がるはずです!