こんにちは。
昇格するのってなかなか大変ですよね。
でも人材としての価値を上げる為には基本給を上げないといけません。残業代をいくら稼いでも一時的な収入が増えるだけ。生産性が問われる今後において、作業量でカバーしようとするのは時代にめちゃくちゃ逆行してます。
やる気はあってお仕事頑張りたいけど、なかなか評価されない人・上手くいかない人に必ず読んでほしい本があります。
目次
『お給料上げたいけど、なかなか評価されません①』おすすめのビジネス本。
この本読んでください。
『論点思考』
著者:内田和成(早稲田大学ビジネススクール教授)
初版発行:2010年2月
参考に、内田和成さんのブログへのリンクを貼っておきます。
http://kazuchida.com/blog/businessmind/
私も長い間企業でサラリーマンをしていたので、成長の為にビジネス書はたくさん読みました。
その中で、今でも心に残っているのはこの本だけです。
極端に言えば、ビジネス書読むならこの1冊だけでもいいかなと思っています。
でもまだまだ勉強不足なので、今後これを上回る感動を与えてくれるビジネス書が登場したらブログに書きますね。
どんなことが書いてあるの?-本の要約-
シンプルに言うと考え方の本です。
問題を解決する為に、あなたは正しい問いを解いていますか?
目の前で起きている現象をただ解決しようとするんじゃなくて、本来の目的を達成する為にどの問題に取り組みべきなのか見極る力を鍛える本です。
正しい問いは上司が出してくれる訳ではないし、分かりやすく転がってもいません。
自分で考えて設定しないといけないんです。
例えば日常に置き換えると
表の中の水色部分『問いの設定』の段階で何に焦点をあてるかが、一番重要なポイントです。
そもそもここの設定が間違っていると、いくらアクションしても根本的な問題が解決されないし、表面的な現象が解決しても、また別の違う問題が発生します。
実際に本の中で、ビジネスシーンの例を用いてわかりやすく説明してあります。
一番ささるポイント
本の中で私がとても好きな箇所があるので引用します。
ビジネスにおいて本当に大事なことは、やらないことを決めることだ。企業は数え切れないほど多くの問題を抱えていて、すべてを解決しようと思っても、時間もなければ人も足りない。
成果をあげるには真の問題を選びとることが大切だ。この真の問いを「論点」と呼ぶ。論点を設定することにより、考えるべきことが絞られ、問題解決のスピードは上がり、解決策を実行したときの効果も高くなる。
この辺りはめちゃくちゃ心に刺さりました。会社で働いていると、問題は山の様にたくさんあります。その中から「何を論点に設定するか」自分で考える力はものすごく役に立ちました。
ビジネスの教えではありますが、全ての問題解決において言える気がします。
なかなか成果が出せなくて、悩んでる人にはぜひ読んてほしい1冊です!
実際に「論点思考」を」用いて考えた記事のリンクを貼っておきます。興味のある方はぜひご覧ください。
なかなか評価されない、職場の環境作りに悩む人はこちらの記事も是非ご覧ください。