「ストレッチが続かない・・・」
身体が固かったり、飽きっぽかったり、
あんまり成果が出ないと徐々に面倒くさくなって、やらなくなってしまいますよね。
今回のテーマは【ストレッチ】
- 効かせる為のマインドセット。
- カラダの前準備。
- ストレッチによる心身への効果。
を書いていきます。
目次
【ほぐしの極意】~ストレッチはマインドから~
◇カタイという意識が妨げに。
ストレッチをしてる時どんなこと考えてますか?
「今日もカタイ~」って思いながらやってませんか?
そもそも『自分の身体は固い』と思ってやってしまうと、
その考えがストッパーとなり身体がほぐれません。
「こんなところまで曲がる~」
「今日の自分やわらか~い」
嘘でもいいから柔軟なイメージでストレッチしてみて下さい。
どうしても今日の自分を柔らかいと思えない時は・・・
「にゃ~」と言いながら前屈してみて下さい。
欲しいのは「にゃ~」という言葉のふにゃふにゃ感。
柔らかいモノをイメージするだけで、力が抜けやすくなります。
とにかくストレッチする時は、脳内イメージをやわらかく。
自分の身体が固いというマインドを、まずほぐしてからやってみましょう。
左右があるポーズは得意な方からやって先によく曲がるイメージをつくる。
得意じゃない方は時間を少し長めにストレッチします。
◇ほぐす練習『呼吸法』。
ストレッチは、息を吐くタイミングで余分な力を抜いて伸ばしていきますが、
この「深くリラックスして呼吸」は、簡単なようで実は難しい。
ストレッチの前に力を抜く練習=「呼吸法」をおすすめします。
簡単なやり方を載せているので、試しにやってみて下さい。
5分程で終わります。
神経が高ぶっていたり、心が落ち着かない時は特に有効。
血流が良くなるだけで自律神経バランスが整えられます。
◇同じ動きに飽きたら・・・
毎日同じストレッチだとどうしても飽きてしまうので、変化をつけましょう。
①ながらストレッチ。
さぁストレッチしよう!という感じじゃなくて、何かしながらなんとなくやってみる。
テレビ見ながらねじりの運動。
ラジオ聴きながら前屈。
歯磨きしながら開脚。
そうすると時間があっという間に経つので、負担感が減ります。
②動的ストレッチ。
いつものストレッチに、呼吸に合わせた上下・左右の揺れを加えてみます。
好きな曲のリズムに合わせれば楽しくできる。
反動をつけて強く伸ばすコトは、筋を痛めるのでおすすめしませんが、
自分には少し難しめのポーズも、少し動きを加えてあげた方がトライしやすかったりもします。
◇できる時とできない時がある。
日々ストレッチして、やっと開脚できるようになってきた!と思っていたのに、
ある日は全然出来なくて、カラダが元に戻ってしまったと感じることないですか?
でも大丈夫、落ち込む必要はありません。
骨盤は常に動く。
女性の場合は生理周期によって骨盤が開閉するのでその影響を受けます。
月経3日目が骨盤が1番緩んでいる状態。
そこからだんだん締まっていき、排卵を境にまたじわじわと緩んでいきます。
股関節の動かしやすさは、骨盤の状態によって変わるのでやりづらい日があるのは当たり前なんです。
また、骨盤は1日の中でも自律神経の影響を受けて開閉します。
- 交感神経が優位になると骨盤が締まる。
- 副交感神経が優位になると骨盤が緩む。
朝起きてカラダが活発になるにつれて締まっていき、
就寝前にリラックスするにつれて緩んでいく。
なので、ストレッチする時間帯や精神状態によっても感じ方に変化があるはずです。
今日はなんとなくやりづらいと感じる時は無理しなくていいし、
それは決して身体が固くなったからじゃありません。
◇ストレッチの全身効能。
ストレッチやヨガで可動域が広がると、強度の有酸素運動よりも効率益なボディメイク効果があります。
日々の動作が変化するだけで、姿勢・代謝が変わる。
詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
骨盤リラックス=脳リラックス。
骨盤をリラックスさせる事は脳や心のリラックスに繋がると言われています。
さきほど、骨盤は自律神経の影響を受けて開閉すると書きました。
ということはつまり、骨盤と精神の状態はリンクしているという事なんです。
骨盤と精神の繋がりを分かりやすく実感するならば・・・、
緊張してる日の朝は排便が無かったり、逆にお腹を下したりしませんか?
骨盤とその周囲の筋肉(骨盤底筋群)は腸・排泄器官・生殖器官を支え、その働きに関わります。
心身の緊張=自律神経の乱れと相互影響しているのがなんとなく分かりますか?
緊張している時間が長く、心が乱れがちな時は、
骨盤周辺をほぐしてあげると、脳や心も上手に休憩できると言えます。
全身のつながり。
一見無関係に思える上半身のストレッチも、ちゃんと関係があります。
肩甲骨・肩のコリをほぐして歪みを取ってあげる事で、骨盤は動きやすくなります。
骨盤の上に乗っている脊柱・肋骨・胸骨・肩甲骨など上半身が歪んでしまっていると、
土台である骨盤・股関節・足の動きに必ず影響してきます。
カラダは全部つながっているので、全身をほぐすことは心のほぐれに繋がり、その逆も同じです。
まとめ
・カタイという先入観は捨てる。
・まず呼吸法でカラダをほぐす練習を。
・できない日も必ずある。
・ストレッチで気持ちもほぐれる。
ストレッチやヨガのワークをしていて、余分な力を抜く事は本当に難しいと感じます。
それは身体だけじゃなく心も同じ。
記事中の『呼吸法』も、心のストレッチ方法の一つではありますが、
頑張り過ぎている自分には、少し休憩を与えることもおすすめしたいです。