こんにちは。
前回ファイナンシャルプランナーさんに相談に行くことを勧める記事を書きましたが、いざ相談に行こう!となった時に、
何を準備したらいいの? どんなこと聞かれるの? どんな感じなの?
という疑問・不安に対して、私の実体験をもとに答えていきたいと思います。
目次
何を準備したらいいの?ーその①
まず一番重要なのは『どの不安を解決したいの?』自分の問題をクリアにしておく事です。
金銭的な問題には、たくさん種類があります。
①老後の資金不足が心配。 |
②住宅購入を検討中だけど、資金が貯まらない。 |
③出産を考えているけど、養育費が確保できるか不安。 |
④独立開業したいけど、どのくらい資金が必要か。 |
⑤早期リタイアしたいけど、あと何年働けばいい? |
⑥親の介護費用を今から貯めておきたい。 |
これ以外にも個人のライフプランの数だけ悩みはあります。
プランナーさんは相談者の年齢・ライフプランを聞き、『何年後にどのくらいお金が必要なのか?』まずゴールを設定します。
そこから現在の貯蓄・収入・出費状況を細かく確認し、今からできる方法を現実的に提案してくれます。
実際、2014年に私がFP無料相談に行った時は、漠然とした『金銭的に不安な気持ち』だけを持っていき、ゴールは全然明確になっていませんでした。
でもプランナーさんが会話の中で私の不安ポイントを引き出してくださり、結局①に該当したので、そこに向けてのプラン作成がスタートしました。
何を準備したらいいの?ーその②
現在の自分の資産状況を整理しておきましょう。
問題解決のゴールが決まったら、プランナーさんに現状を把握してもらう必要があります。
例えば、『収入は給料のみ、すべて銀行預金してます。』であればごくシンプルで、通帳さえあればお金の流れは把握できます。
所有している金融商品(株式、不動産、個人年金保険、自動車、宝石)や、抱えている負債(借金、奨学金返済、カードローン)があれば、隠さず伝えましょう。
あとは月々の出費の内訳も細かくヒアリングされます。毎月の交際費がいくら、趣味のお金がいくらで、装飾費がいくら、とか。
自分の懐事情をすべて相手に明かすので、正直かなり恥ずかしいのですが、プランナーさんはいわば他人。ビジネスと割り切って、腹を括りましょう!
どんなアドバイスしてくれるの?
ゴール設定も、現状把握も終わりました。じゃあ実際にどんな感じで進んでいくの?
下記の図のように現在の資産のバランスを可視化してくれます。(貼っているのは2016年頃の私個人のデータです。)
当時の私の問題は『老後の資金不足が心配』だったので退職金(青色部分)が多めで構成されていますが、ここは個人のライフプランに合わせて資産を形成し、バランスをとっていきます。
例えば投資(黄色部分)の内訳に関しても、自分の趣向に合わせて調整できます。
●リスクがある金融商品を買うのはちょっと怖い人→国債、社債、安定型投資信託
●リスク背負ってもいいから積極運用したい人→株式、FX、積極型投資信託
実際にプランナーさんに金融商品を紹介してもらう段階、ここで初めて料金が発生します。顧問契約料ですね。
金融商品の紹介を受けずに終わりにすれば、無料で現状の資産バランス把握する事ができます。これだけでも行く価値ありです!
あとは、収入に対して出費が多くお金が貯まっていかない場合は、節約できる出費がないか客観的にアドバイスしてくれたりもします。
これは個人の生活スタイルを変える事にもなるので、そこまで迎合したくない!という人は無理をする必要はありません。
まとめ
さて、FP相談の流れ、具体的にイメージできるようになりましたか?
なんとなく流れがつかめたら、とにかくFP相談に行ってみましょう!
こちらに情報をまとめています。
どんなプランナーさんに出会うかはわかりません!
『なんとなく、この人の言っていること信用できない。』そんなケースもあるかもしれないし、
『見ず知らずの人が勧める金融商品をそんな簡単に買っていいの?』と不安に思うかもしれません。
ただ、どんな時においても自分のお金(モノ)をどこに使うか、どこに投資するかは全て自分で判断していかなければなりません。その判断によって生じるリスクも全て自己責任です。
自分の知識と経験と感覚をフル稼働して決めた事が失敗だったなら、その失敗を生かして次のステップに進めばいいだけです。
生きるためにはお金が必要なので、みんな労働します。
自分で稼いだお金達も旅に出して、労働してきてもらいましょう!
資産運用について、より具体的なイメージが知りたい方はこちらの記事をどうぞ。