こんにちは。
給料は人並み以上にもらってるはずなのに、全然お金が貯まらない。
こんな人はお金が貯まるしくみができていません。「=収入以上に支出している。」と言う事です。
今回はお金が貯まるしくみを作る方法を書きます。
「収入」ではなくて、「支出」の方にフォーカスして書いていきます。
目次
お金が貯まるしくみを作る。やるべきこと4つ。
①家計簿つけよう。
毎月自分が何にいくら使っているか、だいたい把握していますか?
いちいちレシートを保存して、細かく記録する必要はないです。
今はクレジットカードや電子マネーの利用明細があれば支出は把握できますし、家計簿アプリのようなツールを使用すればそこまで時間はかかりません。
ごく簡単でいいので、定期的に家計簿をつける事をおすすめします。
きちんとお金を貯めるには、毎月の収入・支出・自己資産の全体像を把握しておく必要があります。
簡単な家計簿のつけ方についてはこちらの記事で紹介しています。
②固定費の見直し。
家計簿でだいたいの支出の内訳が把握できたら、まず初めに「固定費」に注目していきます。
「固定費」とは:具体的に言うと家賃、光熱費、携帯代など、毎月一定に支払う費用のこと。
ここに無駄が発生していないか?払わなくてもいいお金を払っていないか?見直します。
例えば、
●ネット通信費→そこまでPCの利用頻度が高くないなら、本当に必要?今はスマホでだいたいの事はできます。
●携帯代→キャリア契約時にいらないオプションをつけられて余分に払ってない?
→格安SIMの方が、先3年で計算すると安い?
→家のWifiに接続して使うなら、もっと安いプランに変えられるかも?
●スポーツジム・NetTVなどの月会費→どのくらいの頻度で利用してる?本当に必要?
これらのお金は、一度契約したら何も考えなくても毎月自動的に引かれていくので、放置してしまいがちです。生活スタイルの変化に合わせて最適なプランに見直しましょう。
格安SIMケータイへの変更は私も一番最初に実行しました。
③変動費の見直し。
「変動費」とは:具体的に言うと食費、交際費、装飾品費、趣味費など、自身の消費行動により、毎月変動する費用のことです。
日々充実して過ごしたいし、稼いでる分欲しいモノは欲しいですよね。ここの部分をケチると人生がつまらなくなるので、一概に「カットしましょう」とは言い難い部分です。
ただ、数字にして客観的に眺めてみると使いすぎている項目はありませんか?
例えば
●手取り額の25%が装飾品費→自分の収入に見合った買い物なの?一年後使わなくなってフリマアプリに出品したりしてない?
とか。
自分の収入に対して、消費の割合(%)を一度可視化するのも良いですし、逆に「毎月いくら貯めたい」という目標から逆算して使える額を設定するのも良いですね。
家計簿つけて、固定費も変動費も見直した。それでもお金を貯めるのが難しい
そんな人は・・・
④給与天引きの制度を使う。
つまり、給与が口座に振り込まれる前に、あらかじめ貯金したい額を引いてしまうという方法です。
⒜.「財形貯蓄制度」を利用する。
一般・住宅・年金の用途別に、三つ種類があります。
くわしくはこちらのページをご覧下さい。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000106564.html
⒝.勤めている会社の企業年金制度に加入する。それがなければ個人型確定拠出年金制度(401K)で月々拠出する方法。
401Kとは?ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E6%8B%A0%E5%87%BA%E5%B9%B4%E9%87%91
この場合拠出された掛金は、個人の所得とみなされないので、課税の際に全額所得控除の対象となり、税制の優遇が受けられます。
確定拠出年金のメリット・デメリットについてはこちらの記事に詳しく書いてあります!
(c).「積立型の生命保険」を利用して貯蓄する。
これも(b)の年金と同じ用途で、生命保険にもなる積立方法です。
各社いろいろな商品があり、それぞれ運用方法、メリットデメリットがありますので、
一度FP相談を受けてみる事をお勧めします。
まとめ
ここまでやれば、自然とお金が貯まるしくみを作れたと言えます。
でもやっぱり、
「今の自分に投資したいから、貯金しないでお金使います!」
と思ったらそれでも全然いいと思います。
お金を貯める意味目的と、収入と支出のバランスをとりながら、自分のペースでゆっくり始めてみて下さい。
以前書いた貯蓄のススメに関する記事のリンクを貼っておきます。興味のある方はぜひご覧ください。