- 気持ちが落ち込んだ時
- イライラや怒りが収まらない時
- どうしてもやる気が出ない時
あなたならどうしますか?
私は「ヨガ」もしくは「ウォーキング」をします。
身体を動かすことで心の健康を保っているのです。
今回は、心をコントロールする為に身体を使うというアイデアとその訳について書きます。
目次
【ヨガの効果】身体を使って心はコントロールできる
私はなぜヨガをやるのかというと、心身共に健康でいたいから。
身体だけでなく心も健全でいたい。
ヨガをする事でいつも心穏やかな自分を保てるのです。
それを感じたのはコロナ禍の時でした。
自粛期間中、自宅で10分ヨガをやるだけでなぜか心がスッキリ!
この感覚は今でも変わりません。
この体験を通じて「身体を動かす事で心を上向きにできるのだ」と実感できたのです。
なぜ体を動かすと気持ちがスッキリするのか?
その訳について、近年ヨガインストラクターの活動を通して考えてきました。
現時点でおそらくこれだ!と思う理由について4つ上げます。
◇血行促進作用
何も考えなくても血液は全身を流れてくれていると思いがちですが、
現代人は以下様々な理由で血行不良に陥ります。
- 筋肉不足
- 運動不足
- 過度の緊張
- 自律神経の乱れ
血液は全身の細胞に栄養を運び、要らなくなった老廃物を回収してくれているので、
その流れが滞っている状態はとても身体に良くありません。
ヨガのように呼吸しながらリラックス状態で全身を動かすことは、溜まっていた血液を押し流す効果があります。
『血行促進されて身体が心地良くなり、結果つられて気持ちも上がる』
ヨガにはこういったメカニズムがあるように思うのです。
◇ホルモン分泌
筋肉を使う事で分泌されるホルモンも、気持ちに作用する大きな理由の一つです。
運動によって分泌されるホルモン:
- セロトニン:精神を安定させ幸福感・心地よさを得られる
- ドーパミン:意欲向上、ポジティブ思考、やる気を引き起こす
- 成長ホルモン:不安感をなくす、抗うつ作用、免疫力を高める
キツイ筋トレや長時間の運動でなくても、軽度の有酸素運動でホルモンの分泌は得られると言われています。
また、ホルモンは自律神経と相互作用しているので、
ホルモン分泌を正常化させることは自律神経のバランスを整えて、自分を保つ事につながります。
◇深呼吸の効果
ヨガ最大の特徴は呼吸を意識すること。
吸って一動作、吐いて一動作、呼吸と共に動きます。
普段あまり呼吸を意識することはないかもしれませんが、生活の中のほんの些細な事でも私達の呼吸はすぐ浅くなります。
- 過度な緊張
- 不安や心配事
- 悪姿勢
- 多忙
このようなストレス状態が続いている人はおそらく呼吸が浅くなっています。
年齢は関係なく、若くても呼吸が浅い人はたくさんいるでしょう。
『呼吸の浅さ』は更なる不安やネガティブな気持ちを増長させてしまうので
呼吸を深める習慣はとても大切。
呼吸は自律神経を司っていますから、浅くなると免疫が落ちて体調を崩しやすくなります。
血液と同様に新鮮な酸素を全身に届け、不要な二酸化炭素を排出する役割を果たしていますから、
浅いか深いかは大きな違いであり、
深呼吸がもたらす精神安定効果は大きいのです。
◇集中・瞑想の効果
身体を動かす事に集中し、余計な思考から離れる。
瞑想のような状態を経て、頭を切り替える効果があります。
私はヨガを始めるずっと前から
「体を使って心をコントロール」を実践していました。
それはウォーキング習慣です。
職場で溜まったストレス・負の感情を、夜歩いてリセットしていました。
歩くことに集中する中で思考が整理されて、
「今感じる必要のない不安」
「気にする必要がない焦立ち」
から距離をとる事ができたのです。
1時間程歩けば、イライラする気持ちが自然と前向きになる感覚がありました。
今自分がやるべき事に意識を向けて切り替えていたのです。
今思えば、ある種「瞑想のようなモノ」だったと思います。
まとめ
ヨガやウォーキングなどの有酸素運動は
呼吸を深めて血行を促進し、
幸せホルモンを出し、
脳をリフレッシュさせて、
あなたの気持ちを上向きにしてくれるでしょう。
身体を使うことで心はコントロールできるのです。
私にとっての最適はヨガですが、それは人により違うかもしれません。
自分が無理なく続けられる運動を探してみて下さい。
この記事を読んで実践し、心身のつながりを感じて頂けたら嬉しいです。