あなたの家族・パートナー・またはあなた自身が、
- 怒りっぽい。
- すぐ不機嫌になる。
- すぐイライラする。
最近こんなふうに感じることはありますか?
いつも不機嫌な人のいる家には、まっすぐ帰りたくなくなりますよね。
逆にいつも安らぎがある家には、すぐ帰りたくなります。
今日のトピックは、あなたやあなたの家族がいつも上機嫌で過ごせるようになる方法。
私の経験に基いて、私見の入りまくった内容になっております!
目次
いつも上機嫌でいたいなら・・・猫と暮らそう🐈
猫が家にもたらす効能。
私の実家には2匹の猫がいます。
ぐりとぐら。三毛猫の女の子。姉妹です。
ぐり(左)が姉で、ぐら(右)が妹。
写真だとぐりの方が小さく見えますが、実際はぐりがぽっちゃりでぐらがスレンダー。
親バカですがかなりの美猫です。あぁかわいい・・
7年程前に知人から譲り受け、実家に迎え入れました。
私は離れて暮らすので、1週間に一度会いに行く程度。主な世話は母親がしています。
元々私は大の猫好きだったので、待望の猫との暮らし。
実際に体験して実感を得た、猫の効能を書いていきます。
◆家族は上機嫌。
飼ってみると、ペットはまさに子育てをするようなモノ。
しかも人間よりも圧倒的に負担が軽いし、すぐ大きくもならない。
ずっと家の中に、手のかからない可愛い赤ちゃんがいるのと一緒。
たまにいたずらしたり、病気になったり、人間同様個体差はあると思いますが、
イライラ不機嫌な時間よりも、「かわいいねー」と愛でる時間の方がたくさんあります。
家で誰かが猫と会話する声が聞こえるだけで、精神安定効果が得られます。
例えば、会社で誰かが怒っている声が聞こえたら、自分と関係なくても、少しピリっとしませんか?
耳から入ってくる情報(声のトーン)だけで、相手に様々な印象を与えることができるのです。
特に母親や妻、家事の中心人物が上機嫌でいるだけで、家の空気は全然変わります。
その家には自然と人が集まる。
うちの母親はもともと不機嫌な人ではなかったけれど、猫達のおかげでさらに機嫌が良くなって、私も実家に帰るのがより楽しみになりました。
◆常に共通の話題がある。
人と仲良くなる時って何が必要ですか?
例えば、学校や会社で友達ができる時って必ず共通の話題が存在しませんか?
共通の事柄があるからこそ、話し合いや相談のコミュニケーションが生まれ、相手との距離が近づきます。
特に家族は長い時間を共に過ごしてますから、途中でライフステージ・趣向も変わるし、常に共通の話題をつくるのは難しい。
でもペットがいると、家族全員の共通話題が常にそこに存在するのです。
感覚や考え方の違いがあったとしても、互いに相談したり、ペットを通してのコミュニケーションが発生します。
◆猫を見ているとこちらも肩の力が抜ける。
猫っていつも寝てます。
朝ご飯食べたら、すぐあたたかい場所に行って幸せそうに寝てます。
そんなリラックスした姿を見ていると、
「私もそんなに頑張らなくてもいいかも」と思えてくるのです。
「なんとかなるかー」みたいな。
怒りやイライラの感情は相手に対して、時には自分に対しても生まれますが、
それは、
- 「自分はこうありたい」ができない。
- 「自分はこうしたい」が上手くいかない。
- 「自分が求めるゴール」に着くのを邪魔された。
- 「相手にこうして欲しい」が満たされない。
こんな時だと思います。
思い入れが強かったり、頑張ってしまう人ほど、起こりやすい感情かもしれません。
こうやって書くと、この感情自体は悪いことじゃなく思えてきます。
個人的には「私は不満!」を相手に伝えることも、ある程度は必要かと思います。
でもその不満が蓄積されて、イライラの頻度が増えると、いつもいつも不機嫌な人になって、あなたが損をするだけです。
仕事もしないで、毎日ひたすら幸せそうに寝ている猫の姿を見て、
「まぁいいか」「しょうがないか」
とほぐれる瞬間も現代人には必要だと思います。
◆触るだけで心がなごむ柔らかさ。
猫を触ったことありますか?
犬も可愛いのですが、猫と犬の大きな違いは触った時の感触。
昨今は「猫は液体」とか言われてますが、とにかく柔らかい。
骨があるのか?と思うほど、伸びたり縮んだり自在に変化します。
私が猫好きな訳は、圧倒的ビジュアルの可愛さもありますが、この触った時の感触がたまらないのです。
猫のまるいおしりを見ていると、女性もすこし丸みがあった方がいいよね、と思います。
「どこまでがぽっちゃりか?」度合いが人により様々で塩梅が難しいところですが、
ある程度肉感があって柔らかそうな人が好まれるのは、猫を見ていると分かります。
アニマルセラピーは癒しだけじゃなく治療法。
このままだと、ただの家猫自慢になってしまうので、もう少し根拠に基づいた話をします。
アニマルセラピーって聞いたことありますよね。
アニマルセラピー:動物と触れ合うことで精神的・身体的に機能を向上させることにより、生活の質を向上させる療法。
その歴史は古く、古代ローマ時代に負傷した兵士のリハビリに、馬を用いたセラピーが行われていました。
現在、セラピーに用いられる動物は、馬・イルカ・犬・猫・うさぎなど。
犬を用いたセラピーは20世紀半ばから本格的に始まったそうです。
日本では、神奈川県にNPO法人日本アニマルセラピー協会があり、
- 犬と共に学校、養護施設、病院などの訪問。
- セラピー犬の育成。
- アニマルセラピスト認定資格の発行。
などの福祉活動を行っています。
「セラピー:Therapy」の意味は「治療・療法」。
アニマルセラピーはただの癒しではなく、「動物が医師を通して患者の機能向上の手助けをする治療」。
その効果は公に認められています。
日本アニマルセラピー協会は、国立病院の緩和ケア病棟を訪問し、患者さんのリハビリの手伝いや痛みの軽減など、実績を挙げているのです。
猫との触れ合いで出る「幸せホルモン」。
猫と生活することでなぜ上機嫌になり、幸福感が生まれるのか?
それは「幸せホルモン:オキシトシン」に関係がありました。
参考記事:ココロとカラダに幸せホルモンのご褒美を 分泌に大事な食事や腸について知ろう
◆「オキシトシン」が分泌されるとどうなるか?
- 幸せな気分になる
- 脳・心が癒され、ストレス緩和
- 不安や恐怖心を和らげる
- 社交性を高める
- 免疫力がUPする
それ故に「幸せホルモン」と言われます。
◆「オキシトシン」を増やす方法①
オキシトシンは「抱擁ホルモン」と呼ばれ、スキンシップによって分泌が促されます。
それは恋人同士だけじゃなく、家族や友人との会話・ペットとの触れ合いでも効果があります。
元々は「女性の出産・子育ての際に分泌されるホルモン」として知られていました。
しかし近年の研究で、母子間以外のスキンシップでも分泌される事が分かったのです。
◆「オキシトシン」を増やす方法②
スキンシップの他にも、相手を思いやって何かを分け与えたり、助けたりすることで分泌されます。
「思いやりホルモン」とも呼ばれています。
私の母親は、毎朝起きて自分の事よりもまず先に、猫のトイレ掃除と朝ごはんの世話をします。
子育てやペットのお世話、この行動自体も幸せホルモンを増やしていたんですね。
確かに相手を思ってプレゼントを選んでいる時は、幸せな気持ちになりませんか?
ボランティアも「相手の為ではなく、自分の為の活動」って言いますよね。
「人にやさしく」することで自分も幸せになれるんですね。
まとめ
『いつも上機嫌でいたいなら・・・猫と暮らそう🐈』
いかがでしたか?
全編にわたりペット愛丸出しの内容ですが・・・ご容赦下さい。
猫を飼うと言っても、ひとつの命ですし、そんなに簡単にできる事じゃないですよね。
SNSでたくさんの可愛い動物達の姿がシェアされて、それを眺めるだけでもほんわかできます。
私からはささやかな、おすすめ猫コンテンツをご紹介します。
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いろいろ可愛いです。
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