『好きなことを仕事にしたい!』と思ったことありますか?
それは現実的な話なのか?
良いのか悪いのか?
今回は「好きを仕事にする」が描きやすくなった現代の話。
自分の過去の経験から感じるコトを書きたいと思います。
目次
【好きが仕事になる時代】何にも迎合しない。
2020年私の働き方は大きく変化しました。
会社勤めを辞めてフリーで働く道を歩いています。
自分を発信するためにBlog・Twitter・Instagramを始めました。
まだまだ道半ばではありますが、この過程の中で仕事に対する考え方も変わりました。
20年前私がまだ学生で、将来を考えていた頃とはだいぶ時流が変わったと感じます。
◆SNSは自分の広告塔。
SNSは自分の友人や限られた輪の中で楽しんでいる感覚かもしれないけど、
投稿した瞬間に、その情報は世界中の誰でもアクセスできるモノになります。
- 自分は何ができるのか。
- 得意や自慢できるコト。
- 日々やっているコト。
みんながイイね!と思うモノは評価され話題になり、そこからビジネスになる可能性は誰にでもあり得ます。
一昔前ならこうでした。
- ミュージシャンになりたいならレコード会社と契約。
- タレントになりたいなら芸能事務所に所属。
- デザイナーになりたいならアパレルブランドに就職。
今の時代はSNSがメディアとなり、会社をすっ飛ばして自分で配信ができる。
電波に乗せて簡単に世界に発信できるツールがあります。しかも無料で。
最近芸能人の独立が多いのは、事務所に宣伝してもらうメリットがもうあまり無いから。
何かに迎合せずに自分のやりたいようにしたいのだろうと思います。
「映え」か「ありのまま」か。
SNSをどう使うかは自分で選択すればいい。
- キラキラした理想の自分をみせる。
- ダメな部分をさらけ出し、共感や親しみを生む。
- 日記の様に日常を淡々と綴る。
今すぐビジネスに繋げたいならフォロワー数やイイね!の数が多い方がいいから映えるべき。
でも長ーい意味でやりたいなら、なるべくありのままを表現するのがいい気がします。
SNSでも現実世界でも、無理して自分を繕うと永遠にそれを求められるからどんどん辛くなる。
実際私は会社で自分の理想とは違う未来像を求められ、耐えきれなくて辞めました。
元々組織に迎合できるタイプではなく、あっさり去りました。
そして、周りの評価をいとわずに存在し続け、時間をかけて大成する人はたくさんいます。
例えば出川哲郎さんとか、野性爆弾のくっきーさんとか、
十年前から本人自身はそんなに変わっていなくても、時代が彼らにフィットして人気が高まる。
世論は気まぐれに変化するので、今は需要が見当たらなかったとしても、
自分の感覚を信じてやり続けるコトが、いつか何かを生むような気がするのです。
◆好きを仕事にするのは幸せなのか?
これはその人によってバランスが違うので、白黒はっきり出来ない問いです。
実は私は一番最初「自分の好き」を仕事にしました。
ファッションが好きで、服を作るパタンナーになりました。
第一志望の会社に合格し、とても幸運なスタートを切ったと思います。
ところが、大好きだった会社を2年経たず退職。
理由は色々ありますが、端的に言うと体力と気力の限界といったところです。
好きと生活のバランス。
ただ好きなコトやってれば幸せか?というと私はそうじゃなかった。
充分に休める健康的な生活・自立できるほどの収入も必要。
夢と現実の理想のバランスは人によって違うでしょう。
理想とのギャップに苦しみ気力体力の限界を迎えた私は、
現実的に考え、少ない残業量で収入が安定している事務職に就くことにしました。
それ以来「仕事はお金を稼ぐための手段」と捉え働きました。
派遣・契約・正社員を経て、稼ぐためのお仕事を14年程続けました。
それがすごい辛かったかと言うと・・そんなことはないです。
職場も生活もそれなりに楽しんでいました。
でも私はまた仕事を辞めました。
最後の方はキャリアを積んだおかげで、充分なお給料は貰っていたのですが、
会社が求めるモノと本来の自分にギャップがあり過ぎて、このまま老いていくのが怖くなりました。
現在はフリーで好きなことを職にするべく試行錯誤しています。
そんなに甘くはない現実を知りながらも、またお金に困ったら生活の為の働けばいいと思ってます。
結局私は「やりたい事と現実との丁度いいバランス」を探り続けるのでしょう。
どんな生活が自分を満たすかはやってみないと分からないものです。
◆発信し続けるコトでチャンスは広がる。
14年前とは時代が大きく変わっていて、
SNSがあれば集客し、仕事を受注して個人収入を得ることができます。
現在私はヨガインストラクターとして個人でオンラインレッスンをスタートさせました。
以前の私ならビジネスをやろうなんて1ミリも考えなかったので驚きです。
個人事業は会社に勤めながら副業という形でもできます。
オンラインでできるなら生活費のかかる都心にとどまる必要もない。
老後の社会保障問題を抱える日本で、コロナ禍で先行き不透明な雇い主にとっても、
自力で一定の収入を確保できる方が、ありがたい働き方なんじゃないかと思います。
私はいつかまた会社員になったとしても情報発信は続けようと思ってます。
自分は社会・人に何が提供できるのか?
なりたい・やりたいを発信し、磨いている人にしかチャンスは来ません。
まとめ
内容をまとめると、
・「好きを仕事にする」は現実的に描ける。
・「理想と現実」のバランスは自分次第。
・「自分の感性」を信じて発信し続けよう。
やりたいコトは洋服の好みと同じで年齢と共に変化していきます。
マネタイズにこだわらず趣味でもいい。
興味のある事を追う人生は楽しいし、経験は自分を魅力的にします!
2020年末に始まった新しい時代について記事を書いていますので、興味があればぜひ読んでみて下さい。