- 食べ過ぎてるつもりがないのに最近太りやすい。
- 体型が気になるけど食事制限はイヤ。
- 太ると分かっていてもどうしても甘いモノが止められない。
こんな悩みには、食べないようにするんじゃなくて『味覚改革』をオススメします!
今回のテーマは、味に慣れてしまった舌を鍛えなおす事で何倍にも広がる「食の幸せ」。
ファスティングや食改善を通した私自身のボディメイク体験の話です。
目次
【幸せ✾ボディメイク】“味覚改革”で食の楽しみは数倍に!
◆過食してないのに太る理由。
外食やコンビニ弁当、お菓子が多い食生活をしていませんか?
飲食店のしっかりした味や、砂糖をたっぷり使ったお菓子に舌が慣れていると、
たくさん食べてるつもりはなくても、必要以上の塩分、糖分、脂を摂ってしまいます。
若い時は筋肉量があって代謝もいいから、その分を消費できても、
加齢と共に代謝が落ち、だんだんお肉が付きやすくなるのです。
付いたお肉を落としたくても、濃い味に慣れた味覚のまま食事量を減らすのは辛い。
すぐリバウンドして戻ってしまう可能性が高いので、まずは味覚を変えてみるのはいかがでしょうか?
◆習慣を変えればすぐ変わる舌。
味覚を変えるって大変か?と言うと、そうでもないです。
味覚=慣れ・習慣なので、
素材そのままの料理や、薄味の料理を食べていれば、自然と舌は変化していきます。
味覚が変わるのにかかる時間はたった10日。
例えば風邪で2.3日ご飯を食べないと、その後のお粥の味をとても強く感じませんか?
その位すぐに変えられるものなんです。
味覚が鋭くなると拡がる食の幸せ。
舌が敏感になると何が幸せかって言うと、ご飯がとっても美味しい!
単純に「味わえる」味が増えます。
味には基本五味:塩味・甘味・酸味・苦味・うま味があり、その他に渋味、辛味があります。
これらが複合的に組み合わさって、口の中で味を作ります。
以前の私は酸味と辛味が苦手で、好んで食べる事はなかったですが、
食生活改善やファスティングを経て味覚が変わった今、
酢の物・唐辛子系の料理も欲するようになりました。
素材の味を敏感に感じるので、生野菜サラダも味わえるし、
苦味を味わえるようになれば、コーヒーも砂糖・ミルクなしで美味しい。
既製のお菓子じゃなくて、蒸かした芋やハチミツに十分な甘味を感じ、満たされるよう変わったのです。
味覚の幅が拡がることで、とにかく毎日の食事がもっと楽しめるようになりました。
◆食生活コントロールの悩み。
2021年から健康の為、ボディメイクの為、食生活改善や定期的ファスティングに努めてきました。
その中で生まれた悩みが3つ。
1.「丸みが足りない」
ファスティングは一定期間固形物を口に入れず、胃腸を休ませてリセットする健康法なので、体重も脂肪も落ちます。
女性は脂肪が落ち過ぎると、胸やお尻の丸みが無くなる。
凹凸のない棒のような体になり、魅力が減ってしまうのです。
2.「便秘」
炭水化物・糖質が足りないと、排せつするモノがなくて便秘気味になります。
ヘルシーな食事をしているつもりでも、便秘になると老廃物が排出されず、身体に毒が溜まった状態に。
私の場合、便秘になった時はしっかりご飯を食べると胃腸に刺激が入り、改善される事が分かりました。
3.「ドカ食い」
私はホルモンバランスが変わるタイミングで必ず食欲の波がやってきます。
排卵期(生理開始後14日)や生理前1週間、だいたいこの辺りは体温や肌質も変化して、
すごいお腹がすいて、たくさん食べてしまう事があります。
一時的なバランスの乱れと分かっているので、その後調整すればあまり問題ないのですが、
暴食後の罪悪感が結構こころのストレスになります。
体型コントロールに成功しても、心が辛かったら幸せじゃない。
やるからには心身ともに健やかにボディメイクがしたいのです。
時に止められなくなる食欲とどうやって向き合えばいいのか?色々と試行錯誤してきました。
健康的に食べて悩み解決。
食欲が爆発した時や、夕飯後まだ食べたいと思う時に、とにかく加工されてない自然の食材をお腹いっぱい食べてみました。
- 蒸かした芋、カボチャ
- バナナ
- 煎り大豆
- 塩分無添加のナッツ
- 自作のオートミールクッキー
- 白米
アイスやチョコなど嗜好品をたくさん食べた時との違いは・・・まずお腹の様子が違う‼︎
とにかく翌朝のお通じが順調で、お腹だけぽっこりみたいな事にはなりません。
その代わり、体全体にうっすら脂肪の皮を一枚まとう感覚。
お菓子のドカ食いより罪悪感は薄くて、その後の気持ちが安定します。
敏感な味覚があれば、
- ヘルシーな食事で心が満たされ
- カラダ全体に適度な脂肪を付けられる
- ちゃんと排出できて太りにくい
私のボディメイクの悩みを色々解決してくれたのは、味覚の変化でした。
そして、健康体を保つもう一つの方法が、
『幅広い食材を食べること』
●食材が偏らないように工夫する。
ふかし芋、白米、ナッツなどは体に良くても、そればかり食べたら多分太ります。
どんなヘルシー食材でも、それだけでカラダは完成されない。
糖質、脂質を摂ったら、それを消化する為の食物繊維・ビタミン・酵素が必要になります。
栄養を偏らせずたくさんの食材を食べようとする時も、敏感な舌が役立ちます。
様々な味を楽しめる舌ができていれば、自然と口にする食材は多くなるのです。
●旬のモノを食べる。
素材の味を強く感じるようになってから、スーパーに季節の食材が並ぶと嬉しくなります。
夏なら、トウモロコシ、ゴーヤ、トマトとか。
秋なら、鮭、栗、芋、ナス、新米とか。
もし海や山が豊かな土地に住んでいるなら地産地消がいいですね。
その土地でとれた食材は、新鮮だから栄養価も高いし味も美味しい。
素材の味を感じる舌があると、食で季節を感じる楽しみが増えました。
”食”の楽しみは心持ちで深まる。
ご飯を食べる=つまり体に栄養をあげる時の『マインド』も大切にしています。
●体が喜ぶ!と思って食べる。
毎回食事の度に「この栄養、体が喜ぶぞ!」と思って、
嬉しい気持ちで食べると、幸せ度が増します。
甘いお菓子やアルコールなど、普段控えているモノも、
リラックスしたい時、癒されたい時にはそれが体にとってプラスになるので、
罪悪感なく、体にとびっきりの栄養をあげるつもりで食べる方が楽しめますよね。
●ありがたいと思って食べる。
定期的ファスティングで食べない期間を設けていると、それ以外のご飯を食べれる期間が本当にありがたく感じます。
特に断食明けは味覚が強くなっているので、毎回素材の美味しさを体感できます。
味覚改革を経て「食」の楽しみが以前の数倍増えたように感じるのです。
明日の食事が楽しみだと、生きてるだけでワクワクして幸せです。
まとめ
- 既製食に舌が慣れると、栄養過多で太りやすい体に。
- 味覚改革にかかる時間は案外短い。
- 味覚を磨くと味の幅が拡がって、食の幸せも拡がる。
- ボディメイク時の悩みも敏感な舌があれば健康的解決へ。
- 偏らず、旬のモノ・たくさんの食材をバランスよく楽しむのが健康。
- 心から食事を楽しんでやるボディメイクは、味覚改革から始められる。
当然食事コントロールだけでボディがメイクされる訳じゃありません。
一人一人体の状態によって、筋肉が不足しているなら適度な運動、悪姿勢なら姿勢矯正が必要だったりします。
でも鈍感になっていた味覚を改革するだけで、今まで通りの生活でもカラダは自然に変わっていきます。
毎日の食が楽しければ生活は充実し、栄養が循環する体で健康的体型もつくれる。
食の楽しみをそこなわずボディメイクしたいなら「味覚を磨くこと」をオススメします。
ファスティングや食習慣改善に興味がある方は、こちらのカウンセリングもぜひ利用してみて下さい!