こんにちは。
皆さん金融商品を購入したことありますか?株とか、投資信託とか。
日本の金融教育は世界に比べて圧倒的に中身が薄いです。私自身、高校卒業までに投資に関しての授業を受けた記憶ほとんどありません。
お金を増やす方法やしくみについて全く学んでいない場合、金融商品を買うって怖くないですか?
なんとなく抵抗があって手が出せない!という人に、金融商品購入(=資産運用)の考え方、経験に基づく購入時のポイントを書いていきます。
目次
金融商品購入(=資産運用)の考え方→『お金に稼いできてもらう』
現在、私は自己資産の内35%程を金融商品で管理しています。
主に株と投資信託です。毎月積み立てで購入したモノ、一括で購入したモノどちらもあります。
つまり、この35%のお金は私にとって『今は現金として使わない子達』です。
その子達がいつか現金として必要になるまで旅に出します。
旅に出ている間にこの子達には少し成長して帰ってきてもらいます。それが『お金に稼いできてもらう』のイメージです。
購入時のポイント①『何年後にどのくらい成長して帰ってきて欲しいかゴールを決める』
何年後に回収するのか、どのくらいの利率をターゲットにするのか、ちゃんとゴールを決めてから、商品選定します。
具体例
私は2014年にJPモルガンという医療系の投資信託を購入しました。
ゴール→『20年後位に120%位で成長して帰ってくれば◎』
上記の表は開設当初から現在までのJPモルガンの基準価額推移です。黒丸の地点が実際に私が購入した時期です。
購入から3年経って2017年頃には、基準価額が下がり資産価値はマイナスです!(黄色地点)
ここでゴールが決まっていないと焦ってマイナスのまま売却したくなりますよね。
でも、20年後位に回収すればいいと思っていたのでそのまま放っておきました。
現在(黄緑地点)は、コロナショックの後にグッと価額が上昇し、購入時を超えてきました。
アフターコロナで今後医療系株式の価値は上がっていくと考えられています。
2017年の時点で世界中が感染症に脅かされる日々が来るなんで想像もできなかったですよね。世相は本当にわからないです。
最初にゴールをきちんと設定していれば、途中の価格変動に振り回されて不安になることを回避できます。
それに意地でも20年間保持しておく必要はありません。途中でライフプランが変わり、現金として必要になったら売却すればよいです。年金積立と違っていつでも現金化できます。
購入時のポイント②『旅先を分散させる』
次は分散投資についての具体例です。
私は現在三種類の投資信託を保有しています。その運用成績です。
一番上の赤丸は先ほど説明したJPモルガンの成績です。若干のプラス。
一方、黄丸(信託B)は残念ながらマイナスです。
そして青丸(信託C)は非常に好成績で大きくプラスに転じています。
この三つを合算すると現在約26万円の含み益の状態です。
このようにどれか一つがマイナスに転じたとしても全てトータルで『20年後位に120%位で成長して帰ってくれば◎』というゴールを達成できればOKなのです。
特定の会社の株<特定の投資信託<複数分野の投資信託を買う
の方がリスクを分散できて、不安要素が減ります。
さらに一括購入よりも、月々分散して積立購入する方がリスク分散できます。ドル・コスト平均法と言いますが、ここでは長くなるので説明しません。
どうやって選んだの?
さて、ここまで私の実例を使って説明してきましたが、これらの金融商品どうやって選んだの?→ファイナンシャルプランナーさんが選んでくれました。
固有の株式に関しては個人的に応援したい会社、今後価値が上がると思う会社を自分で選んで購入しています。ただ、リスクがあるので目減りしても許せるレベルの金額しか買いません。
投資信託に関してはほとんどFPさんが選んでくれました。何がいいのか自分には全く分からなかったのでプロに頼りました。自分で決めたのは「どれをいくら買うか」くらいです。
私はプランナーさんの力を借りましたが、今は少額からでも積立投資信託ができますし、自分のお金を使ってやってみると面白いかと思います。
金融商品にお金を投資する事は怖くありません!
資産運用をスタートする前に読んでおいて欲しい記事を書いてますので、こちらもどうぞ。
さっそく資産運用を開始したい!という方はこちらにTo doをまとめています。興味があれば是非読んでみて下さい!