
- 最近太りやすい。
- 胃もたれ、膨満感が気になる。
- なんだか疲れやすい。
歳を重ねれば誰でも、消化・代謝の力は衰えていきますが・・・
最近これらの感覚の原因が、ただの老化ではない気がしているんです。
欲望のまま食べれば、だれでも簡単に過食になるこの飽食現代。
これらの不調は、単なる老化現象ではなく
「消化に負担が掛かる食べ物の摂り過ぎ」
なのでは?思うのです。
今回は、
- 消化活動が体にかける負担
- エネルギーを消耗させる食事
- 消化器官の休息
について書いていきます。
目次
【食べることで疲れる体】ファスティングは消化器の休息日。
◎食の力
私達は元気になる為に食事をします。
栄養が体内でエネルギーに変換され、行動の力になります。
「食」は栄養補給以外にも、私達にたくさんの幸せをもたらしてくれます。
①心を満たす
好きなモノを食べて欲が満たされるのは、心の栄養。
食事による満足は、瞬時に得られる幸せだから、食べるのが嫌いな人は殆どいません。
特に甘いものには、脳内で幸せホルモンを分泌させる作用があるので、ストレスを解消し、癒し効果があります。
②他者とのコミュニケーションの場
家族・パートナー・友人との交流。
食事は、いつも誰かと親睦を深める場所になります。
同じ味を共有することで、自然と会話も弾む。
「食べる行為」が自分と相手の間の、ちょうどいいクッションになってくれるのです。
③生活のリズムを作る
朝ごはんが1日の始まりスイッチ。
夜の晩酌が1日の終わりスイッチ。
毎日の食事は「栄養が足りないから摂る」というより、ほぼ習慣。
食事による感覚や内臓への刺激が、行動のスイッチを入れる役割を果たしているのです。
◎消化はエネルギーを使う
このように、単に栄養補給だけじゃなく、心の元気・社会活動に効果がある「食」は、
私達の生活の楽しみでもあります。
しかし忘れてしまいがちなのは、
体に入れた食べ物の消化に、結構エネルギーを使っている事です。
自分の持つ消化力を食べた物が上回ると、
- 消化不良
- 下痢・便秘
- 老廃物の蓄積
が起こって、逆に体を疲労させる。
それは、日々のちょっとした疲れやすさや不調に始まり、
積み重なると、生活習慣病の元になっていきます。
消化でのエネルギー消耗が1番分かりやすいのは、
重めの昼食を食べた直後、眠くなる現象。
食べた物を消化する際に、胃や腸に血液が回るので、頭にエネルギーが回らなくなるのです。
つまり消化に負担が掛かる食事は、消化以外の活動を抑制してしまうのです。
◎消化不良の恐ろしさ
消化しきれなかった食べ物=腐敗物が胃や腸の中に残る。
これが1番怖いです。
なぜなら、未消化物は腐敗したガスを発生させ、胃や腸の中を汚してしまうから。
汚れた消化器から、汚れた血液が全身に送り出されるわけです。
特に腸内環境と自律神経は深い関係にあるので、カラダ全体のペースを乱します。
この関係に興味がある方は、こちらの記事をご覧ください。
リーキーガット症候群
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、これも消化不良の一種です。
あらゆる病の原因になると言われています。
具体的に説明すると・・
タンパク質が消化吸収される際、完全に分解されずに体内に入ってしまう現象の事。
タンパク質は真珠のネックレスのようにアミノ酸の塊が数珠繋ぎになっています。
これをひとつひとつに分解するには、結構パワーが要るんです。
完全に分解されず、少量で固まったアミノ酸の状態を不消化タンパク質=ペプチドと言います。
ペプチドが腸壁の網を歪ませて、無理矢理血中に流れ出してしまうのが「リーキーガット症候群」
血中にペプチドが流れると、血管系疾患の原因になります。
- 血栓症
- 血圧異常
- 血流不全による冷え・むくみ
- 腰痛・眼痛
- アレルギー体質(花粉症・アトピー・食物アレルギー・ぜんそく)
最終的には脳梗塞・心筋梗塞のリスクに繋がっていきます。
また、小麦タンパク「グルテン」の場合は、
モルヒネと同等の力で、脳内ホルモンに働きかけます。
- 急激な眠気
- 過食
- 行動異常
を引き起こすと言われている怖い症状です。
消化不良を軽く考えてはいけないのです。
◎酵素の無駄遣いは老化の近道
消化には、体内酵素をたくさん使います。
酵素は食べ物を発酵・分解して吸収する消化のサポートをします。
酵素は無限にあるモノではなく、一生で生成できる量・1日で使える量に限りがあります。
不必要に食べて、たくさん酵素を使ってしまうと、
代わりに代謝・デトックス・細胞再生の力が弱まります。
だから、慢性的過食の方は老化のスピードも早い。
普段の食事に酵素を摂り入れるのも、消化やダイエットの助けになるので、
興味ある方はこちらの記事をご覧ください。
◎どんな食事に注意するべきか?
シンプルに「消化しにくい食事」を摂りすぎないのが大事。
「まったく食べちゃダメ」ではありません。
以下の食品が消化の際にたくさんのエネルギーを消耗する事を知っておきましょう。
- 白い砂糖
- 食品添加物(コンビニ弁当・加工食)
- 肉(動物性タンパク質)
- 白いパン
- 酸化した油(時間が経った揚げ物)
- アルコール・カフェインを含む飲料
これらが頻繁に登場する食生活の方は、
消化力が疲弊している可能性が高いです。
疲れやすさ、痩せにくさを感じているはず。
毎日じゃなく、1日おきにするとか、
消化に負担をかける頻度を、減らすようにしましょう。
食品は代替できる!
大好きなモノを食べれる頻度が減ってしまうと、テンションが下がりますよね。
でも代替え食に慣れてしまえば、脳や味覚は徐々に変化し、満足できます。
- 白い砂糖→ハチミツ、メープルシロップ、果糖
- 肉→魚、大豆ミート
- 白いパン→ライ麦パン
- 加工食、酸化した油→自炊
- アルコール→ノンアルコール
- カフェイン→カフェインレス
そもそも強い味や甘味に舌が慣れてしまっている事が大きなリスク。
食事はほぼ習慣なので、味覚は習慣と共に徐々に変わっていきます。
◎ファスティングは消化器の休息
長年の食習慣によって汚れ、疲弊した消化器をキレイにするのは、簡単な事ではありません。
薬やサプリで根本改善するとは思えません。
長い月日をかけて、健康的な食生活を積み重ねるのがいいのですが・・・
劇的に環境改善させる方法が、ファスティングです。
ファスティングは、一定期間固形物を摂らずに消化器官をお休みさせ、
カラダをリセットします。
私達が普段の食生活から、アルコール・糖分・加工食を完全に排除するのは、とっても難しい。
食べ過ぎてしまう事も、もちろんあります。
なので、定期的なファスティングで内臓を休ませて、負荷を軽くしてあげるのです。
3ヶ月もあれば、体質は変わっていきます。
酵素ファスティングに興味がある方は、こちらの記事を読んでみて下さい!
まとめ
- 現代人にとっての食は、栄養補給よりむしろ心を満たすもの。
- 一方、体は消化に大量のエネルギーを使っている。
- 消化不良は不健康の種。
- 過食習慣で老化は加速する。
- まずは消化に負担が掛かる食事を知ろう。
- 舌は慣れることで変わる。
- ファスティングで疲れた消化器に休憩をあげよう。
ファスティングには、色々な方法やルールがあり、期間も様々。
準備不足のまま、ただ絶食しても辛いだけであまり効果は得られません。
むしろ頭痛やめまいなど、副反応の危険性もあるので、
やり方を知った上での実践をお勧めします。
ファスティングの体験談をこちらにまとめているので、
どんなものか?興味ある方はぜひ読んでみて下さい!